馬入日記

【馬入日記:11月27日】今年最後の「ベルせん」で子どもたちと楽しい時間!

  

今日は今年最後となる「ベルせん」が行われました!
平塚のなでしこ小学校の6年生のもとへ、ステボ選手、中川選手、岩尾選手、河野選手が先生となって登場しました。

まずこちら、教員免許を持つ岩尾選手、そして河野選手のコンビ。
二人は時間のない中でも、事前にしっかりと計画を立てていました。まずはリラックスしてもらおうと、クイズをやったり独自の心理テストをやってみたり。
子どもたちが元気すぎて、押され気味なぐらいでしたが、笑顔の絶えない授業となっていました。

リラックスした後は、子どもたちからの質問に答えていきました。
「サッカーを始めたきっかけは?」という質問に、河野選手は「2002年に日本でワールドカップがあった時、サッカー選手になりたいと思った。僕はそのワールドカップで夢を与えてもらったので、そうやって人に夢を与えられる人になりたいと思いました」と答えていました。

また、仲間に関する質問に岩尾選手は「今日みんなのところに来て、クラスのみんなが仲がいいなと思いました。サッカーも仲間がすごく大切なスポーツ。仲間がいないとできないもの。いま、隣にいる友達はいて当たり前と思うかもしれないけど、運命的なめぐり合わせで一緒にいる。それは奇跡だと思う。僕も河ちゃんと一緒にプレーできていることは奇跡だと思う。仲間がいることを当たり前と思わないで、周りにいる友達を大事にしてほしい」と話しました。

  
そしてこちらは…
ステボ選手と中川選手!すごい身長差で子どもたちもびっくりしていました。

19歳・中川選手がリードする形で授業を進めたのですが、素晴らしい先生ぶりでした!

子どもたちからの質問に二人で答えていきました。
「夢を叶えるためにどんなことをしましたか?」という質問に、中川選手は「みんなと同じ年の頃からずっとサッカー選手になりたいと思っていました。サッカーが本当に一番好きだったけど、でもサッカーのことだけを大切にやっていたらダメだと思った。叶えたい夢があるなら、学校の勉強や親のお手伝いなど、たとえ嫌なことでも、何に対しても頑張ることが大切。そうすることによって、一番大切なことも頑張れるし夢にも近づいていくと思います」と答えていました。

また、「緊張したらどうすればいいですか?」という質問にステボ選手は「緊張をするというのは普通のこと。自分自身をコントロールして、その瞬間のことだけを考えることが大切だよ」と答えていました。
ちなみに中川選手は「僕であれば、緊張しないためにもっとサッカーを頑張って自信をつけるということが大切だと思う。それでもダメだったら、僕は手の平に人という字を3回書いて飲み込みます(笑)」と答えていました。

真剣に子どもたちの質問に答えたり、ゲームをやったりと盛り上げていました。

  
そして、こちらはすっかり教壇に立つことがしっくりきていた岩尾選手と河野選手。

「辛かったことは何ですか?」と聞かれた河野選手は「サッカーをする上でミスというのは辛いことです。下を向いてしまいがちなことだけど、でも辛い気持ちやうまくいかないことというのは、うまくいくことと紙一重。うまくいかないからもっと成長できる。難点をひとつひとつクリアしていくことで成長するチャンスがある。辛いことはあると思うけど、すべて悪いと思わずにそのことに向き合ってやっていくことが大切だと思います」と話しました。

また夢を叶えるために。岩尾選手は「“こうなりたい”と思うことには価値がある。なりたいと思わなければ、そうはなれない。迷うこともあるかもしれないけど、一番最初にやりたいと思ったことは何かを考えて貫いてほしい。いろんなことがあると思うけど、持っているものを捨てずにいれば繋がっていくものだと思います」と語りかけました。

有意義な授業は、一人ひとりと握手をし、集合写真を撮って、サインをして終了。
元気な子どもたちとの楽しい時間を過ごしました。

  
こちらも最後は、集合写真を撮影し、サインをして終了。

終始頑張ってリードした中川選手、すっかり大人に見えた授業でした。

今年の「ベルせん」は今回がラスト。
また来年、みんなの小学校へ選手たちが訪れます。お楽しみに!