馬入日記

【馬入日記:11月15日】湘南らしく、ブレることなく。菊池選手インタビュー

今週は天皇杯のためリーグ戦はお休み。
来週のFC東京戦に向けて、トレーニングを重ねています。

日曜日の鹿島戦で遠藤選手のゴールのアシストを決めた菊池選手。
90分間、アグレッシブに前へ前へと仕掛け続ける姿には、存在感がありました。

「自分では、毎日毎日真剣に、本気で取り組んでいたつもりだったし、練習からしっかりやっていたつもりだったんですけど、それは“つもり”だけだったのかもしれない。自分がなかなか調子が上がらなかったり、出ても結果が出せなかった。曺さんとも話をしたんですけど、鹿島戦に臨む週というのは、本気でもう一度いちからやり直すくらいの気持ちでトレーニングに臨みました。取り組み自体はそんなに変わってないと思うし、ちょっとしたところだったんですけど、練習を1日やった中でもすごくやり切ったという感じがあった。すごく充実していたし、やり切ったな、今日の練習が終わったなという感覚があった。鹿島戦では、それがそのまま試合に出たかなと思います」

突き詰めて考える中で、新しい気づきがあり、それがプレーにも表れていきました。

「あの感覚でシーズン最初からできなかったのは悔しいし不甲斐ない。この間の試合はやってて本当に楽しかったし、充実していました。そういうメンタルを持っていれば、何をやってもうまくいくような感覚でした。ただ、それが結果に結びつけられなかったことが悔しい。2つの隙で2点奪われて負けてしまったのは、今年を象徴していると思うし、そういうところがまだ足りないから今の順位にいるのかなと思わされた試合でした」

しかし、10人になってからも、何度も何度もゴールに向かってトライを続けました。

「後半、システムを変えてなかなか最近はやっていなかったサイドのポジションでしたけど、そんなに難しく考えなかったし、どちらかというと守備に力を使うよりは攻撃でどれだけ力を使えるかだと思っていました。そういう意味では、攻撃に絡んでいく回数は多かったので、そこに関してはよかったと思います。前を向いて仕掛けてというのを何回もやった結果が、航(遠藤選手)のゴールに結びついてくれたのかなと思います。でも、結果が出てないのでなんとも言えない。本当に悔しいです」

劇的なゴールで追いついたものの、その数十秒後に失点を喫するという展開。
言葉の最後には、結果を出せなかったという悔しさが必ずついてきます。

守備に関しては、ディフェンス陣の奮闘はもちろん前線からの守備も効いていました。

「相手にチャンスを与えていなかったと思うし、うちのほうが走れていたと思う。でもそこで勝てないというのは、どこかが足りなかった。どこかで相手が上回っていたということ。それは自分たちの責任です。本当に勝てる試合、勝たなければいけない試合だっただけに、もったいないし、悔しい。それだけです」

残り3試合。
変わらずに、強い想いで臨みます。

「鹿島戦の前からの感覚は、今の練習でも継続してできています。練習前からすごく意識して取り組めているし、終わるまで切らさずにやれている状態。チームとしては、何かを変えたりとかそういうことではなく、今までやってきたことを鹿島戦同様にしっかりやって勝ちに繋げたいです。最後まで湘南らしく、これまでやってきたことをブレることなく続けていきたいと思います」

11月23日はぜひ、味の素スタジアムへ!FC東京戦です!!

 

ところで。
この度、第1回目となる「エリアカンファレンスin藤沢」が開催されました。

エリアカンファレンスとは、年に3回行っている「クラブカンファレンス」とは別に、ホームタウン各地域ごとで行うもので今回の藤沢が初開催。
エリアごとに小規模で開催をすることで、各地域との結びつきを強め、連携を深めることが目的です。

J:COM湘南さんの1F(いつも「みんベル」の生放送を行っているところ)をお借りして行われ、社長、GMをはじめフロントスタッフとが出席し、様々な内容でお話をする機会となりました。

今後もエリアごとに開催をしていきますので、ぜひ奮ってご参加下さい。
また、クラブカンファレンスの3回目もシーズン終了後に開催予定です。

ご参加いただいた皆さん、またご協力いただいた藤沢サポーター会の皆さん、ありがとうございました!