馬入日記
2009.04.16
【馬入日記】チャンスは自分で掴み取るもの
今日は馬入グラウンドで産業能率大学との練習試合が行われました。
リーグ戦の翌日には、必ず練習試合が行われている今シーズン。選手みんなが同じリズムで1週間を過ごしています。
練習試合の結果は3-0の勝利。猪狩選手の2得点と小林選手の1得点。猪狩選手は小林選手のゴールのアシストも決め3得点に絡みました。
試合後、喜びの表情を浮かべるかと思ったものの、話を聞くと真剣な面持ちでまず始めにこう言いました。
「結果だけ見ればよかったですけど、チーム全体としてまだまだだと感じています。試合後にチョウさんからも話があったんですけど、もっともっといまトップで出ている選手たち以上の気持ちを見せなければいけない、と。本当にそうだと思う。毎日の練習、今日のような練習試合ももっと危機感をもってやらなければいけないんだと思います」。
もちろん選手たちは、それぞれに熱い想いを抱いています。
でも、その気持ちをピッチの上でもっと出さなければいけないということを、改めて感じた試合だったようです。
「今、試合に出ている選手以上の気持ちが見えなければ、試合で使ってもらうことは難しいと思う。個人個人もそうだけど、チーム全体の意識として取り組まなければいけない。僕もプレー面で努力しなければいけないのはもちろんだけど、周りに声をかけたりチームに勢いを与えるという部分も、もっとやらなければと思います」。
3得点に絡んでなお、悔しさは増している様子でした。
「もっとやれる自信はあります。チャンスを待って…いや、チャンスは自分で掴み取らないといけませんね」。
チャンスは自らの手で。
その想いがピッチでの躍動に繋がることは間違いないでしょう。