馬入日記

【馬入日記:6月23日】磐田と練習試合!高山選手インタビュー

22日はヤマハスタジアムでジュビロ磐田と練習試合が行われました。
45分を4本(再び!)戦い、結果は2-2の引き分け(0-0、1-0、1-2、0-0)でした。

充実した内容のゲームができている、この中断期間。
試合後の高山選手に話を聞きました。

「プレーというよりは気持ちがポジティブになれているという感じ。中断前は自分にとって初めてのJ1だったし、相手も名前のある選手が多くて、いろいろなことを悲観的に受け取ってしまうところがあったんですけど、中断期に入って、そう思っていてもしょうがないなと思うようになった。キツいフィジカルの練習もたくさんありましたけど、そういうことを積み重ねていくうちに、リフレッシュできたし、気持ちも前向きになっていきました。それがいま、楽しくサッカーできていることにも繋がっていると思う。この中断期間は、自分にとってすごくいい時間になっていると思います」

あの、見ているだけで眩暈のするような走りのトレーニング。乗り越えたからこそ見えてきたもの、感じられたことも。

「走れるようになったなとか、そういう実感もあります。フィジカルを重ねていくうちに、前はこんなに走れなかったんじゃないかと感じるし、体力が向上したんだなという実感はいろんな走りのトレーニングの中で感じられます」

でも、高山選手はもともと走れるというイメージがありますが…
「走れるって言われてるだけでそんなに走れないし…みたいなことを、自分的には思っていました。でも、そうやって自分に言い訳をしてたのかもしれない。保険を作ってたというか。だから、今はそういうのもよくないと思っています」と。

ここ最近は、週に2回のペースで練習試合を行っています。
「J1のチームと練習試合を2回やりましたけど、今までと違って相手のことを意識しすぎずできていると思います。プレーが良くなったかは分からないけど、自信を持ってやれているので、そこはよかったと思います」

周りとの連携については…
「曺さんから、守備の時など周りと声を掛け合ってやるように言われていて、最近そこを徹底してやっています。公式戦の時は声を出せていなかったんですけど、みんなが声を出せばかなり守備もやりやすくなることが分かった。やっぱりそこは全然違う。そういうコミュニケーションをとることの大切さを感じています」ということ。

さらに、「中断前よりも、攻撃に積極的にいけている感じがあります。得点にも繋がってきているし、前よりもゴールに近いところでプレーできているかなと思います。前はそれが課題だったので。それは、やっぱり意識の問題が大きいと思います」と攻撃面での変化も。

ただ、高山選手の場合は献身的な守備も持ち味。サイドで激しく上下動を繰り返し、どうしても守備に引っ張られるところもあるのでは?と聞くと…

「いや、その守備に引っ張られちゃうっていうことを自分で思ってしまってるのがいけなかったと思う。曺さんからも、守備で頑張ってるから攻撃になかなか行けませんみたいなのを自分で作ってしまうな、と。そういうことを守備に限らず言われたりするんですけど、自分がそんな風に思わないでやることの大切さを感じています」と。

フィジカルの向上やプレー面の進化のみならず、気持ちの部分で深く考える貴重な時間となっているようです。
7月6日の再開に向けて、個人としてもチームとしても、逞しく成長しています。

「練習の中で、曺さんが課題を僕らに伝えてくれて、いまそれをみんなで取り組めていて、本当によくなってきてると思います。個人的にもこの中断期に成長して、自信を持って戦えるようにしなければいけないと思います。やっぱり勝たなければ、意味がないので。いいサッカーしてるって言われるだけじゃダメだし、結果を残せるように、頑張ります」

※6月29日(土)はFC東京と馬入で練習試合。イベントも!
http://www.bellmare.co.jp/83677