馬入日記

【馬入日記:5月5日】明日は鹿島戦!永木選手インタビュー

明日はアウェイで鹿島アントラーズと対戦します!(16:00キックオフ)
C大阪戦から中2日、ハードな日程がまだまだ続きます。

練習後、永木選手に話を聞きました。
永木選手のJリーグデビューはカシマスタジアムでした。
2010年の7月14日、まだ中央大学の4年生で、特別指定選手としてチームに帯同し、スタメン出場を果たしました。(ちなみに背番号は41番!)

結果は0-1の敗戦でしたが、チーム全体で粘り強く戦い永木選手も初出場とは思えない落ち着いたプレーを見せていました。

「試合前は、とにかく緊張したということはすごく覚えています。スタメンで出ることは分かっていたので前日のホテルから緊張しっぱなしで、あの時ほど緊張したことはなかったかもしれないというくらいでしたけど、プレーに入ったら急に落ち着きました」と当時を振り返りました。

デビューした場所というのは、きっと特別な場所に違いないと思いますが、「それよりも」と永木選手が想いを強くするのは…
「いまチームが勝てていない状況なので、勝点3をとってチームをいい流れに乗せたい。とにかく一体感をもって、勝点3だけをとりにいきたい」ということ。

前節、敗戦を喫したC大阪戦を振り返ると…
「前後半の差が激しすぎました。前半は良くて自分たちのリズムでできていたのに、後半はそれができなくなってしまったというのは自分たちの力不足だと思います。相手も力のあるチームなので、なかなか簡単なことではないですけど、90分間続けていくことができなければいけないと思う。そういう課題が浮き彫りになった試合だったと思っています。失点しても、とにかく焦らないでプレーすべきだった。最初の失点から、まだ時間があったのに焦ってしまったところがあった。失点すると全体的にガクっと落ちてしまうのがいけないところなので、そういうところはなくしていかなければ。もしも、明日先制点をとられるようなことがあったとしても、絶対に同じことを繰り返さないようにしたい」と永木選手。

自身については。
「不甲斐なさや物足りなさを感じることが多いです。セレッソ戦に関しては最初から100%でいきすぎてしまって、少しプレーのスピードを落とさなければいけないところで落とさずに、焦りすぎてボールを失うこともあった。もう少し冷静にプレーできればよかったと思っています。鹿島戦はその経験を活かして、タイミングよく飛び出しをしたり、スピードを出すところと出さないところの判断をしっかりしてプレーしていきたいと思っています」

それにしても、デビューした3年前とは置かれている立場は大きく変わりました。
大学生だった2010年と、たった3年後にキャプテンとして戦っている現在。背負っているものがまったく違います。

そのポジションは自身で掴んできたものであり、いまこの時を乗り越えることで、また大きく成長することは間違いないでしょう。

「同じチームでやってきて、今年はキャプテンをやらせてもらって、いい経験を積ませてもらっていると思います。恩返しじゃないですけど、いろいろ経験をさせてもらっているこのチームで、もっといい成績を残したい。この今の状況を打開したい。個人で打開するのではなくて、みんなでひとつになって、小さなことからしっかりやっていくことで勝点3を積み上げていければと思います。足元見つめ直して戦いたいと思います」

チームみんなで、覚悟をもって臨む一戦。
明日の鹿島戦、ぜひたくさんのご声援をよろしくお願いします!