【馬入日記：5月26日】明日はホームで徳島戦！大野選手インタビュー

馬入日記

2012.05.26

【馬入日記：5月26日】明日はホームで徳島戦！大野選手インタビュー

馬入日記

明日はホームで迎える徳島戦です。（16:00キックオフ）

前節の栃木戦で、試合後にチームメイトから「カズのハードワークはすごかった」と言われていた大野選手。
前節のみならず毎試合そうですが、守備はもちろんのことゴール前まで持ち上がるシーンも多く、栃木戦では古橋選手のゴールをアシストしました。

「ハードワークはチームのコンセプトだから、全然僕だけじゃなくみんながみんなハードワークしてると思います。栃木戦を振り返ると、最初から試合に入れていたとは思います。アップの時からいけるなというのは感じていたし実際に体もよく動いた。芝とポイントのフィーリングがよかったんです。よく引っかかるなと思って」と大野選手。
芝とスパイクのポイントのフィーリングとは、初めて聞きましたが、そういった細かい感覚は選手にとって重要なものなのでしょう。

試合前から「大胆にいく」と宣言していましたが、実際にかなりアグレッシブでした。

「上がり過ぎだって怒られたけど…。でも、やっぱり先制点をとるとすごく守りやすくなるのでどうしても先制点がほしかった。ブロックを引いて守ってくる相手が多いので、最初に点をとれると相手はそこを崩して攻めなければいけなくなる。うちとしては守りやすいし、先制点をとった後ももう1点、2点ととれるチャンスが生まれる。0-0や0-1の時より、そのチャンスは格段に増える。そういう気持ちもあって少し先走ってしまったところがあった。でも、もちろん状況判断をしなければいけないけど、勝っている時も“おいおいみんなで行くなよ！”っていう時もあったし（笑）、それもうちのよさだと思う」と大野選手

栃木戦でのアシストについて、振り返ると。
「行くしかないと思って行ったらうまく抜けられた。出すところがないかなと思ったら、フルさん（古橋選手）がいいタイミングで入ってきてくれた。フルさんは本当にいい動きをする選手。さすがです。フルさんの隣に賢治くん（馬場選手）がいたって聞いたんだけど、僕もフルさんしか見えてなかったんです。あの時は二人の世界でしたね（笑）」と。

あのドンピシャのボール、お互いに迷いはなかったようです。（そして、馬場選手の存在が相手を迷わせた…はず！）

また、守備に関しては…
「ほとんどのチームは3バックの両脇を突こうという意図があると思うけど、僕としてはスペースがあっても嫌じゃない。逆にスペースがあったほうが自分のスピードなどの持ち味が生きるから、全然かかってこいというくらいの気持ち。スペースがあれば、勝負してこいと思う。そのほうが僕にとっては守りやすいんです」と頼もしい言葉。

そして、「みんな献身的に走ってくれるし、僕が出てもカバーしてくれる」と周囲への信頼も。

明日はいよいよ、徳島を迎えての一戦です。
「勝敗ももちろん大事だけど、自分たちのサッカーをすることが大事。それができれば自ずと結果は出ると思います。結果ばかり気にしていたら、どうしても入りが慎重になってしまってうちのよさが出ないと思うから。シンプルに、うちのよさを出せば勝てると思う」ときっぱり。

いまやっているサッカーに、目指しているサッカーに自信があります。
「守ってロングボールを蹴って事故が起きればいい…なんてサッカーは絶対にやりたくない。面白くないと思う。僕らがやっていることが“サッカー”だと思うし、見てくれている人も、そのほうが面白いと思うから」

誰も迷っていません。
チームの前向きな気持ちが、明日もピッチから伝わってくるはずです。

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