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2009Jリーグ ディビジョン2 第9節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第9節
2009年4月19日(日)16:03キックオフ 平塚競技場
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1 前半 1 1 後半 1 |
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21 >> 22 | 勝点 | 7 >> 8 |
43分 臼井 幸平 55分 坂本 紘司 |
得点者 | 19分 片桐 淳至 64分 佐藤 洸一 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 |
野澤 洋輔 | 32 | GK | GK | 1 | 野田 恭平 | 0 |
2 | 臼井 幸平 | 5 | DF | DF | 25 | 橋内 竜真 | 0 |
1 | ジャーン | 3 | DF | DF | 3 | 菊池 完 | 0 |
0 | 村松 大輔 | 19 | DF | DF | 4 | 田中 秀人 | 0 |
0 | 山口 貴弘 | 4 | DF | DF | 6 | 秋田 英義 | 0 |
1 | 寺川 能人 | 7 | MF | DF | 8 | 徐 冠秀 | 1 |
1 | 田村 雄三 | 2 | MF | MF | 15 | 永芳 卓磨 | 0 |
2 | 坂本 紘司 | 8 | MF | MF | 14 | 嶋田 正吾 | 2 |
2 | アジエル | 10 | FW | MF | 11 | 高木 和正 | 1 |
2 | 田原 豊 | 34 | FW | FW | 24 | 片山 真人 | 0 |
0 | 阿部 吉朗 | 11 | FW | FW | 10 | 片桐 淳至 | 4 |
– | 植村 慶 | 16 | GK | GK | 21 | 水谷 允俊 | – |
– | 阪田 章裕 | 14 | DF | DF | 5 | 川島 眞也 | – |
0 | 永田 亮太 | 21 | MF | MF | 20 | 染矢 一樹 | 1 |
1 | 中村 祐也 | 22 | MF | FW | 18 | 佐藤 洸一 | 1 |
0 | 原 竜太 | 20 | FW | FW | 9 | 朴 俊慶 | 0 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 5,038人 [天候] 晴、弱風 [気温] 18.9℃ [湿度] 44% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 吉見 文男 [主審] 穴沢 努 [副審] 上荒 敬司 [副審] 五十川 和也 [第4の審判員] 河原 行雄 [記録員] 安藤 慶
野澤選手コメント
失点シーンは、DFに寄せる指示を出せなかったことを後悔しています。
もっとチーム全体でファイトしなければいけなかった。
まだまだうちの目指すサッカーはできていません。そういう意味では伸びしろがある。次に向けてしっかり準備したいと思います。
村松選手コメント
前半の途中からピッチの中で修正をしようと選手同士で話し合っていましたが、前半のうちに修正することはできませんでした。
(キャプテンマークについては?)ミーティングの時に突然言われたので驚きました。ズシンとくる感じでした。
キャプテンマークをつけていたこともあって、尚更勝ちたいという気持ちは強かった。本当に悔しい。
次に向けては、2失点した後なので、より重要な試合です。
今度こそゼロに抑えられるよう精一杯やり切りたいです。
坂本選手コメント
前半はスローペースになってしまったが、後半はあれだけいくことができた。
前半からもっとペースを上げてできれば、先に失点をすることもなかったのではないかと思います。
今日のゲームの前半は、前回の鳥栖戦のように絶対に忘れないようにしたい。
(得点については?)アウェイではゴールできていたけれど、ホームでなんとかゴールをと思っていました。勝てればもっとよかったのですが。
ただ、ああいう形を繰り返し練習からやっているので、形になったことはよかったです。
山口選手コメント
前半は相手がこなかったので合わせてしまったところがあった。状況は思っていた以上に悪くなっていました。
もっとボールにいかなければという意識で、後半は修正することができましたが、相手との駆け引きの中で引いたチームに対しては、自分たちで動いてアクションを起こさなければ前にいくパワーが出ないのだと感じました。
次に向けて、もう一度試合を見返して反省して、課題に対してみんなで取り組んでいきたいと思います。
岐阜 松永監督 試合後コメント
総評
首位争いをしている湘南さんとの戦いの中で、非常に面白いゲームができたのかなという印象です。非常に手堅い試合をしてくる湘南に対して、10番のアジエルやそこからの攻撃力をいかに防いでいくかということがひとつのテーマでした。全体としては守備の組織も良くできていたし、個々のボールに対するチェックや人に対するケアも前節のゲームに比べるとよくできていたと思います。
前半先制して面白い展開になりそうな予感はしましたが、案の定、前半の終了間際に失点してしまいました。あの時間帯とフリーキックからのリアクションを詰められた。ああいったところが我々にとっては今季そういうシーンでやられることがあるので、課題かなと思います。
後半も先行されましたが、選手たちは諦めずに交代で起用した選手が結果を出してくれた。我々にとっては収穫の多い攻撃だったと思います。勝点をひとつでも持ち帰ることは非常に大きな部分でもあるので、次節、ホームに帰って勝点3を取れるようにまた新たな準備をしていきたいと思います。
質疑応答
-若手選手を起用して徐々に成長しているかと思うが、手応えは?
与えられたチャンスにきちんと取り組んでいる姿勢やパフォーマンスについては試合ごとに良くなってきている選手が多いですね。ただ、経験不足からくるやられ方は若干ありますが、この舞台に立ってやれていること、その経験が将来を楽しみにさせるものがあるという気がします。
-左サイドをアジエル選手に狙われていて、失点してからポジショニングなどを修正できていたように思うが、どのように修正したのか?
ベンチから特に指示を出していませんが、選手たちが感じてやられたことに対する修正をしてくれたのではないかと思います。
-岐阜の左サイドについての評価は?
前半からうまくシフトできていたと思います。永芳、徐、秋田、もちろん左サイドの高木も含めてアジエル対策というか、守備としてはうまく機能していたと思います。
-水戸戦では1-3から追いついたが、比較してどうか?
水戸戦の2点差を追いついた経験もいい意味でこういう中で活かされてるのかなと思います。あわよくば3点目が入っていたというシーンも作れていたので、選手たちのトライしていることが皆さんにとっては面白いシーンに繋がってるんじゃないかなと思います。
失点数がリーグワーストながら素晴らしいディフェンスをしており、どういう点に手を入れたのか?また、一番のポイントは?
まず、長丁場を戦っていく中で、例えば今日戦った内容についてまた次の準備をしていく。できたこと、できなかったことを確認していくわけですが、前節仙台とのゲームではできなかったことが非常に多かった。そのひとつが守備の部分であり、DFラインの修正であり、その反省の元に今週やってきたので選手たちがそれをしっかり理解して実践した結果だと思います。
ただ、やはりサッカーですから積み上げていかなければいけない。良いプレーをする時もあれば、なかなかキープできない時もあるので、コンスタントに力を出せるようにもっとトレーニングしなければいけないし、ゲームに対する選手一人ひとりの考え方、そしてチームとしての共通理解をもっと深める中で、統一感のあるサッカーをチームとしてやらなければいけないと思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
今までの中で前半は一番緩かったですね。みんな、携帯サイトでセレッソが負けたのを見たのかなと思いつつ。緩いというのは相手に合わせてしまったというのもちょっとあるかなと正直感じています。連戦だとこういうことはあると思いつつも、ハーフタイムにかなり厳しいことを言って、後半はそれなりに良くなったかなとは思います。
失点のシーンはちょっといただけないですね。相手の思い通りに長いボールが入って、残っている2トップを使って。ハーフタイムに言ったんですけどね。それだけなんですよね。結局、向こうは4枚のMFがゾーンを作ってクサビに入れさせない。だから、僕らがボールを持っている時に後ろばかり見てパスコースを消す。僕らは入れる。そこでコントロールミスをする。すると残っている2人にどーんと。当然そういう話はしているし、今までもずっとやってきましたが、対応が甘くて真ん中にボールが行ってしまい、最後のディフェンスのやり方も非常に良くなかった。
だから、今日の2失点は相手を褒めるべきではなく、自分たちのミステイクでやってしまったということですね。心のどこかに奢りがあったのかなと思います。それがこの結果に繋がったんじゃないかと強く思っています。
質疑応答
-田原選手を最後まで交代しなかったが?
僕のプランとしては同点でも残り10分で長いボールで勝負しようかなというのがあった。岐阜の選手は最終ラインで、ペナルティーエリアの中での対応があまりよくないので、そうした長いボールのこぼれなどで1点取れるかなというのがちょっと頭の中にありました。
-J1に上がるためにしっかり守ってカウンターという形が一番の近道かもしれないが、昨季の広島によってJ2の傾向も少し変わってきと思うが、J2を俯瞰してどう思っているか?
守ってカウンターを仕掛けようなどとは言ってないですよ。ただ、ディフェンスをしっかりコンセプトをもってやらなければいけないということは、J2だろうがJ1だろうがチャンピオンズリーグに出るチームだろうが絶対あります。その最低限の基本的なことは一通りやってきました。問題が生じればその都度解決していきます。
だから来週のはじめにはディフェンスについてもう一度ビデオを見せながらトレーニングしなければいけませんが、そうでない時、特に大きな問題が生じてない時は攻撃の練習ばかりしています。ボールホルダーを追い越すとか、言葉で言うのは簡単ですが、そうしたトレーニングや相手にとって一番嫌なところ、どこを攻略するかということは、どの相手だろうが必ずやっていきます。
今日で言えばハーフタイムにもコメントしたように、残っている選手、片山と片桐をうまく抑えられるかどうかということです。そこで隙を与えてしまったということは否めないと思います。広島さんのように多分他の監督さんも研究してきたのに、選手たちは勘違いしたように前から行ってその隙間を狙われることがあったと思いますが、もう少しタクティカルな戦い方も、例えば岐阜を見てこういう戦い方が向いてるなとか、多分色んなことをやってくると思います。それをわかった上で、こちらももっとレベルアップしていかなければ長丁場で戦えないと思っています。そうした意味では競争しあってチームが成熟してもっと強くなっていけば、例えばJ1に行ったとしても、チーム力は必ずアップしていく。そういう風に捉えている部分はあると思います。
どうも湘南は手堅くてと言われるが、そんなことないでしょう、実際は。なぜ手堅くなってしまう部分があるかというと、うちが先制した時に向こうの両サイドバックが高く上がってきて、2バックのような形でやってくるからなんですよね。すると、2-0の試合が2つありましたが、前に出てくれば必然的にカウンターになりますよね。それを切り取って見るとそうなると思います。僕は何を言われようとどうでもいいんですが、3引き分けは勝点で1勝2敗ということ。それなら3引き分けするよりも――今日はみんな負けたみたいに捉えていますが、引き分けであって、それでも僕らはジャーンを上げてまでも勝点3を取りにいく姿勢を示した。だから去年の湘南はこうした試合で勝ちきれなかったということなので、勝点3を取りに行くと。もちろんリスクはありますよね、ジャーンを上げて。でもそういうサッカーをしていくと選手には話しています。色々な捉え方があると思いますが。
-福岡戦、甲府戦とアウェイが続くが?
昨年あまりアウェイがよくなかったので、アウェイのいい準備をすることですね。その後もゴールデンウィークは気づいたら4、5試合終わっているわけですから、体調管理と精神面の管理をしっかりさせて、自分たちの問題、相手を見た上での戦略をしっかり立てて、1試合1試合確実にいい戦いをしていきたい。アウェイだからといって腰が引けたような戦いをするつもりは毛頭ございません。
-トゥットの状態は?
もうほとんどできる状態にはあると思います。
-今日は自分たちがコントロールするサッカーをしたが、今までは自分たちがコントロールして攻めるサッカーに慣れていない部分があったか?
逆に自分たちがコントロールしているゲームの方が難しいですよね。要するにエネルギーがいりますから。だから、先取点が僕らのチームでは大きく作用するかもしれない。今日のように先に取られてしまうと、余計に向こうは8人でブロックを形成してボールに行くというよりも、縦のボールを消すという感じになってきますからね。それはやむをえない。それでも僕は打ち破らなければいけないと思って攻撃の練習をしているわけですからね。
-C大阪と並んだが?
セレッソは西の横綱と僕らは言ってるが、東の横綱が今はいない。僕らは横綱ではなく、前頭2枚目と言ってますけど。セレッソはいつも20本以上シュートを打っています。それはマルチネスとかボランチの選手がかなりシュートを打つところからきているのかなと思いつつも、実力的にはやはり一枚上かなとは僕も感じています。その上にいってしまうといいとは思えないので、後ろに付けていることは悪くないと思います。
-C大阪と5月2日に試合をするが?
とにかく次の1試合を集中してやるだけです。