馬入日記

【馬入日記:10月22日】大量7得点で7-1の勝利!残り7試合を全力で。

10月後半の5連戦の3戦目。FC岐阜を迎えてのホームゲームは、クラブ史上最多タイとなる7得点を挙げて7-1で勝利しました。

試合は開始3分に動きました。ハン選手のボール奪取から、アジエル選手がセンターライン付近でボールを受け前線に飛び出した坂本選手へ。ゴール前まで詰め寄った坂本選手が左サイドから詰めていた田原選手に絶妙なパス。それをきっちり決めて先制!

このゴールを皮切りに、24分には左サイドから山口選手がゴール前に上げたクロスから田原選手がヘディングシュートで追加点。

さらに31分、FKのチャンスにアジエル選手がファーに入れたボールを、坂本選手がヘディングで合わせてゴール!前半だけで3得点を重ねて折り返します。

そして後半の立ち上がり1分でアジエル選手が相手のミスを見逃さずにシュートを放ち4点目。
後半19分には、坂本選手が出したマイナスのパスを田原選手が抑えて打ったシュートが決まり5点目。田原選手はプロ入り初となるリーグ戦でのハットトリックを達成!

さらに後半28分、交代で入った岩尾選手がキッカーを務めたCKでニアに入れたボールに菊池選手がヘッドで決めて6点目。
後半36分には、左サイドの位置からのFKに再び岩尾選手がゴール前に入れルーカス選手が右足で合わせたダイレクトシュートが決まりチーム最多タイの7得点目!ルーカス選手にとっては待望の初ゴールとなりました。

無失点目前だった後半のアディショナルタイムで岐阜にゴールを許してしまい、無失点とはいきませんでしたが7-1で圧勝しました。

しかし、試合後の監督会見での反町監督のコメントのとおり、内容には反省の残る試合。
ハットトリックを達成した田原選手も「みんながすごく祝ってくれたのは嬉しいけど、自分自身としては3得点しても何ひとつ、テンションが高くなるわけでもなく、それよりも反省する部分のほうが多いと感じています」とコメントしていました。

次節、そして次々節は連続して京都との試合です。
田原選手にとっては古巣との対戦となります。「前にいたチームというだけであって特別な想いはありません。いまはベルマーレで戦っているわけだし、ベルマーレの仲間と勝点3をとるために、しっかりやりたいと思います」と次節への思いを語りました。

 
そして、7得点目となるゴールを決めたルーカス選手。
これまでの試合でも、何度も惜しいシーンがありましたが、ついにゴールを決めルーカス選手にとってプロ初ゴールとなりました。

ゴールを決めた直後も喜びを爆発させ、チームメイトからの祝福を受けていました。
試合後には「蹴燃賞」を獲得し、インタビューを受けると涙を流しました。

「ゴールの瞬間、どんな気持ちだったかは嬉しすぎて言葉では表現できない。自分にとってプロ初ゴール。どれだけこの瞬間を待ったか分かりません。なかなか結果を出せずにいた自分を使ってくれた監督、そしてすべてのスタッフ、サポーターの皆さん、いつも力を与えてくれるアジとその家族、みんなに感謝したいです。これからも今まで通り、自分の持てる力の限りを出しつくしてチームに貢献したいです」と熱いコメントを。

最後には「ベルマーレ、アイシテルー!」と叫び、サポーターの皆さんから大歓声を浴びていたのでした。

 
そして、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのはハングギョン選手でした。

1点目、そして2点目もハン選手のボール奪取から生まれたゴール。
中盤でアグレッシブにプレーし、記録上に名前はなくとも、チームの勝利に大きく貢献しました。

「結果が出たことはよかったと思うけど、まだまだできることはあると思う。僕自身もまだまだ。本当に次の試合に勝たなければ、今日の勝利の意味もなくなってしまう。大切なのは次の試合だと思います」とハン選手。

試合後、選手の誰もが改善すべき点のほうを多く語っていました。

次の京都戦は、もう4日後に迫っています。
再びホームゲームとなる26日の京都戦、ぜひ熱いご声援をよろしくお願いします!