馬入日記

【馬入日記:11月9日】本日ホームで札幌戦!田中聡選手インタビュー

今日はホームで行われる北海道コンサドーレ札幌戦です。(14:00キックオフ)
2024シーズンは残り3試合、そしてホームゲームは今日を含め2試合となりました。
一戦一戦にすべてを傾け、大切に戦っていきます。

今日は田中聡選手に話を聞きました。
まずは前節のFC東京戦について。ビジターエリアいっぱいのサポーターの皆さんに試合前から気迫ある応援で後押しされ2-0で勝利を収めました。

「前節はチームとして攻守ともにしっかり整理して戦うことができてすごくいいゲームだったと思います。選手一人ひとり、自信を持ってプレーしていました。守備では前線からプレスをかけられていたし、攻撃も前にロングボールを入れるところと繋ぐところをしっかり判断してプレーできたので、90分を通していいゲームができたかなと思います」

前半に鈴木章斗選手のゴールで先制。そして後半に畑大雅選手が追加点を挙げました。守っては連動した守備でしっかりと無失点に抑えました。
田中選手はいつもにも増して攻守に躍動。存在感を示しました。

「攻撃ではもう少しボールを触りたい感じはありましたけど、守備ではボールを奪えるシーンもあったのでそこは収穫でした。ただ、もう少し自分たちの時間を増やしていかなければいけないなということは感じていました。もう少しボールを受けられたら違ったのかなと思っています」

ここ3試合で失点は1、そして複数得点を取り続けていることも勝利に繋がる大きな要因です。

「攻撃に厚みが出てきていると思います。あとは前線からしっかりプレスをかけてそこからのショートカウンターが増えてきたなというのもあります」

内容はいいけど結果に結ばれないという時期もありましたが、いまは内容と結果の両方を掴むことができています。

「夏前くらいからいいサッカーというか、自分たちのやりたいサッカーができ始めてきて、でもなかなか結果がついてこなかった。夏に3連勝があったり徐々に結果にも表れるようになったと思います。今も連勝できていますけど、やっぱり自分たちのやりたいことができていたら、いい試合になるし勝ちも増えてきたという手応えがあるので、自信を持って自分たちのサッカーを出したいと思います」

それが可能になった要因は。

「監督がいつも言っている積み上げだと思います。去年からずっと、コツコツやっていることがだんだん積み上がってきたし、選手の戦術の理解度なども上がっていると思うので、それがいい方向にいってるかなと思います」

個人的な変化については。

「うーん、自分としてはもう22歳ですし、他のチームも年下の選手が増えてきた中でもっともっと違いを出していきたいということは思ってます。 “考えてプレーする”ということについては、自分はずっと感覚だけでやってきましたけど、感覚だけだと行き詰まってしまうという経験をしました。サッカーはそんなに簡単じゃないんだなということを痛感しましたし、ポジショニングだったり、立ち位置というところを考えてやるようになってから少し見え方が変わりました。自分の感覚も大事にしながらですけど、考えながらやることを意識していて、今はその感覚と考えがいい感じにリンクしています。バランスよくやれていると思います」

さて、今日は札幌との対戦です。

「相手のロングボールはやりづらいイメージがあるので、守備ではしっかり前から行って間延びさせないことが大切だと思います。攻守ともに自分がしっかり指揮をとってプレーできればと思っています」

現在4連勝中ですが、馬入では変わらず地道に、そして厳しくトレーニングをしてきました。

「引き締めなければいけないということは、選手が一番分かっていると思います。練習で監督からも伝えられていました。ここのところ上位相手に勝ってきましたけど、順位が近い相手には後半戦なかなか勝てていない状況もあるので、気持ちの面でももう一度引き締めて戦いたい。自分たちのやりたいサッカーができれば、勝ちが見えてくると思うので、連勝ということは関係なく自分たちのサッカーを出すだけだと思っています」

お陰様でチケットは残りホーム2試合は早々に完売。
スタジアムに来てくださる皆さま、そしてDAZNを通して応援してくださる皆さま、今日も共に戦いましょう!