試合情報

【実施報告】「ベルせん」実施!花水小学校&なでしこ小学校&中原小学校&横内小学校で授業 Vo.2

湘南ベルマーレの選手が小学校で子どもたちに「夢」についての授業を行う「ベルせん」が実施されました。
Vol.2では、平塚市内の小学校4校での実施の様子をお届けします。

【平塚市立花水小学校】
花水小学校には、ソンボムグン選手、畑大雅選手、阿部浩之選手、キムミンテ選手が訪問し、授業の開始とともに代表の児童に先導してもらって会場の体育館に入場しました。

約170名の5年生の皆さんに大きな拍手で迎えられました。
選手と向かい合って座り目を輝かせる皆さんと距離を縮めるため、はじめにアイスブレイクとして畑大雅選手主導でベルマーレクイズを実施。
ユニフォームのエンブレムの星についてや、ソンボムグン選手の身長などが出題されました。
子どもたちはユニフォームをよく見るために近づいたり、ソンボムグン選手と背比べをしてみたり、選手と間近で触れ合いました。

場が温まったところで、選手たちの夢の話に移りました。
活発な子どもだったというソンボムグン選手、やんちゃな子どもだったという畑大雅選手、いろいろなことに興味があったという阿部浩之選手、意外にも!?大人しい子どもだったというキムミンテ選手。

そんなそれぞれの生い立ちから、ソン選手は「夢を諦めずに努力する」こと、畑選手は「簡単に負けを認めず、常にもっと良くできることを探す」ことなどを話しました。

 

阿部選手は「いろいろなことにチャレンジしてみること」、キムミンテ選手は「努力して、先生や両親の言うことをよく聞くことが、夢を叶えるために大切なこと」と伝えました。

 

時々笑い声が上げながらも、ソンボムグン選手の「飽きてない?」という問いかけに首を振って、子どもたちは終始真剣に耳を傾けていました。
最後の質問タイムでは多くの手が上がり、その中で「ゴールパフォーマンスをしてください!」というリクエストがありました。
阿部浩之選手は逆に、児童の皆さんからゴールパフォーマンスを募集していました。これからの試合で阿部選手のゴールパフォーマンスを見ることができるかもしれません!

 

最後にクラスごとに記念撮影をして、子どもたちは選手とハイタッチをして終了しました。
花水小学校の皆さん、ありがとうございました!

【平塚市立なでしこ小学校】
なでしこ小学校には山田直輝選手、福田翔生選手、ルイスフェリッペ選手が訪問しました。
まず初めにアイスブレイクとして、3選手考案の「じゃんけん列車」を行いました。
(ルイス選手は控室で日本式のじゃんけんの仕方を山田選手と福田選手にしっかり教わっていました!)

じゃんけん列車がスタートすると、選手は大人気!選手とじゃんけんしたい児童たちで盛り上がっていました!

 

福田選手とルイス選手は早々に負けてしまい、同じ列車に連なることに。(ルイス選手の後ろの子は背の高いルイス選手の肩を持つのが大変そうでした!)
じゃんけん列車では、山田選手が4連勝しました。
大盛り上がりで打ち解けたあとは、選手から夢を持つことの大切さなどを話しました。

 

山田選手からは「夢を持っている人は自分で限界を決めないで、できるだけ高く、遠くに夢を設定することが大切」と話しました。

福田選手からは「僕は2年前に所属していたクラブを契約満了になってしまい悔しい経験をしました。でもその後で目標を達成した時に、その悔しい経験自体に意味があってそれがあって良かったと思えるようになりました。逃げたくなる時があるかもしれないけれど逃げないことが大切」と伝えました。

ルイス選手も「世代別の代表に選出されたが、直後の練習試合で大怪我をしてしまい、代表に参加することができなかった」と苦しい経験を話し、そんな難しい場面に直面しても「逃げずに立ち向かうこと。そしてそれを応援してくれる家族や周りの人のことを大切にすること」と話しました。

その後は児童の皆さんから選手への質問コーナー!
「どの選手と仲がいいですか?」という質問に対して山田選手は「基本みんなと仲がいい。誰にでも良いところがあって、その良い部分を探そうとしながらみんなと関わろうとすると、僕は嫌いな人はいなくなるんじゃないかなと思う」と話していました。

 

最後はみんなとハイタッチでお見送り!
なでしこ小学校の皆さん、ありがとうございました!

【平塚市立中原小学校】
中原小学校には岡本拓也選手、平岡大陽選手、大岩一貴選手、上福元直人選手が訪問しました。

最初に平岡選手からのクイズを出題!「昨日のベルマーレ、試合に勝った?負けた?」という簡単な問題から徐々に難しい問題へ。
「大岩選手の嫌いな食べ物」クイズ(きのこorピーマン)で一気に正解者が激減!児童の皆さんは一喜一憂しながら、盛り上がって参加してくれました。

 

続いて、選手から「夢を持つこと」や「子どものころはどんなことを考えていたのか」という話が始まると、真剣モードで聞き入っていました。
プロサッカー選手になることを夢にしたきっかけについて、岡本選手は「浦和レッズの試合を小さい頃から観ていたので、そのころからずっとプロのサッカー選手になれるといいなと思っていた。ひとつのことに夢中になって続けていくことが大事」と話しました。

上福元選手は「中学1年生のときにプロサッカーチームの試合を観て衝撃を受けて、本気度が変わった。こういう環境でサッカーができるようになりたいと思ったし、努力の仕方が変わって自分の成長を感じることが増えた。夢を追うきっかけになるような試合をベルマーレでみんなに見せられるといいなと思います」と話してくれました。

 

辛かったこと、挫折したときどうやって自分と向き合っていたのかについて、平岡選手は「今日一日、やるべきことを頑張ろうと思ってやり続けていたら、3年前できなかったことができるようになっていた。小さな成功体験を積み重ねてきた」と話しました。

大岩選手は「子どもの頃に、“ぼちぼちいこか”という本を読みました。僕はその通りだなと思っていて、みんなはうまくいかないことがあっても頑張り続けることが大事と言っていてその通りだとも思うけれど、僕は本当に困ったらひと休みしても良いと思う。全く違うことをしてもいいと思うし、誰かに相談してもいいと思う。今やっていることが全てではないと思う」とみんなに伝えました。

 

夢を叶えるためにどんな努力をしたのかについて、大岩選手は「努力をしたという感覚はなくて、ただただサッカーが大好きで、それをずっと続けてきただけです」と。
岡本選手は「何かをやったから夢が叶うという正解はない。何かを積み重ねることしかないのかなと思います。なんでもないことを続けてきた時にそれが良かったのか悪かったのかは後からわかると思う」と話しました。

最後は皆さんが選手とハイッタッチする花道を作って送り出してくれました。
中原小学校の皆さん、ありがとうございました!

【平塚市立横内小学校】

横内小学校へは茨田陽生選手、馬渡洋樹選手、吉田新選手、鈴木章斗選手が5年生と6年生に向けて「夢」についての授業をしました。

最初に各クラス毎に選手が考案した「※無言で誕生日順並びゲーム」でコミュニケーションを図り、盛り上がりました!
※言葉を発せずにジェスチャーだけで、お互いの誕生日を推測し、生まれた順に並ぶゲーム


選手自身が小学生の時の様子を聞かれると、やんちゃだった思い出(吉田選手)やサッカーに明け暮れた小学生時代(茨田選手)を振り返り、そこからプロを目指すに至るまでの経緯や周りで応援してくれた人がいるからこそプロになれたという感謝の気持ちを伝えていきました。

今の目標を聞かれると、現役をできるだけ長く続けること(馬渡選手)や海外への挑戦(鈴木章斗選手)、そして今のキャリアに関わらず常に日本代表を目指し、普段から諦めない気持ちの大切さを話す様子を子どもたちは真剣に聞いていました。
最後は児童の皆さんから、ベルマーレのために作ったという横内小オリジナルの応援歌を目の前で披露してもらい、元気をたくさんもらいました。別れ際にはスタジアムでの再会を約束して、終了となりました。

横内小学校の皆さん、ありがとうございました!
選手一同、皆さんとスタジアムで再会できるのを楽しみにしています。