馬入日記

【馬入日記:5月19日】本日ホームで新潟戦!山田直輝選手インタビュー

今日は5月最後のホームゲーム、アルビレックス新潟を迎え16:00キックオフです。
水曜日に行われた前節の柏レイソル戦は一進一退の熱い戦いとなりました。
73分に先制するも、77分に同点弾をアディショナルタイムに逆転を許し悔しい敗戦を喫しました。

今日は山田直輝選手に話を聞きました。

「熱く楽しくいい雰囲気で練習をやっています」と山田選手。柏戦から中3日で行われる今日の試合、準備期間は短いものですが、一番重要な気持ちの部分は全員で声を掛け合いながら落とすことなく過ごしてきました。

「湘南がいつもシーズン終盤になると強くなるという印象は周りの方も思っていると思うんですけど、自分たちもなぜそれが最後のほうだけできるのかということを最近よく考えていて。選手たちと話していて少しずつ自分の中で、これが必要なんじゃないかということが分かってきた。ただ、札幌戦くらいから少し上向きになってきていたところで、この間のような敗戦があった。終盤の湘南だったら最後あそこを守りきれたんだろうなと思うし、まだまだ甘さがあったことを感じています」

見えてきたものというのは。

「簡単な言葉で言うと選手一人ひとりが勝つことにこだわってプレーすること。チームを同じ方向に向かせてくれるのは監督ですけど、ピッチでプレーするのは選手なので、最終的にその瞬間、瞬間の判断だったり責任感、勝負に対する気持ちというのが大事なんじゃないかと感じています。監督は“自分の責任”と言ってくれますけど、プレーしているのは自分たちなので自分たちの責任だろうという声が選手の中でも飛び交った。そういう話をすることで、決断することを恐れなくなったし、自分の得意なプレーでチームに貢献するという意識が高まったと思います」

一人ひとりの変化がチームを前進させています。

「例えば練習中も、集中していなかったり変なミスをする選手がいたら、選手同士で叱咤する場面が増えてきている。いい方向に向かっていると思います。終盤戦に強さについて、整理して理解し始めたので一年間通してあの戦いができるようなきっかけを掴めてきている。自分自身ワクワクしていますし、もっともっと成長できると感じています。チームとして表現したいサッカーは監督が示してくれるので、その中で自分の判断をしっかり出していくことが大切なのかと思います」

山田選手自身は途中出場でピッチに立つことが多い状況。
エネルギッシュにプレーしチームにもう一度力をもたらしている印象です。

「途中出場は、中での守り方、攻撃の仕方など形にハマってきてる時に代わることもあって、そこを崩してはいけないので何回やっても緊張します。自分としては、数字として表せていないしアシストとゴールという結果もほしいので悔しい気持ちが強いです。でも入るときはどんな場面でもチームを勢いづけたり元気づけないといけないと思ってプレーしています。無理にでも声を出したり、とにかく戦うんだというところを出すように」

90分間を通して、全員で勝ちに行く試合を。

「勝てる試合を落としてしまうのは本当にもったいないし、引き分けならまだしも、勝ち試合を負けにするのは最もやってはいけないこと。それが多い現状は本当に反省しなければいけない。でも、光は見えているしだからこそ改善できてきている。みんながよくなっているのを理解しているのが今は強みかなと思います。湘南らしく一致団結して勝利のために戦う。それが勝ちに繋がると思うし、最低限の仕事かなと思っています」

本日16:00、新潟を迎えての一戦。
スタジアムで、ぜひ共に戦いましょう!