馬入日記

【馬入日記:5月15日】本日アウェイで柏レイソル戦!平岡大陽選手インタビュー

前節の町田戦から中3日、今日はアウェイで行われる柏レイソルとの一戦です。
鳥栖戦で勝利し、町田戦は勝利を掴むことはできませんでしたが、今季初の無失点に抑え勝点1を積みました。
今日は平岡大陽選手に話を聞きました。

「柏戦まで中3日ですけど、次に向けて全員で準備できているなと感じています。攻守において、攻防があるようなトレーニングもしっかりやりましたし、ここ2試合で出せた自分たちの特徴であるアグレッシブにいくところ、球際、切り替えは意識して取り組みました。僕で言うとより背後のアクションとか、味方との関係の中でどうやってボールを引き出すかみたいなところは意識しました」

クリーンシートで終えた試合。守備に関しての手応えは。

「しっかりボールにファーストアプローチをかけながらも最終ラインが引っ張って、相手のロングボールに対してセカンドボールもしっかり拾えていたと思います。町田のようにロングボールやセットプレーに特徴があるチームに対して守れたことはひとつ収穫かなと思います」

町田戦のDAZN中継のインタビューでキムミンテ選手から「セットプレーの練習で智さん(山口監督)にブチ切れられて…」という言葉もありました。

「セットプレーの練習の中で、集中してやっているつもりでしたけど最後の詰めのところで甘さが出たりしてそういう場面が何シーンか続いたので、監督が強めに僕たちに指摘してくださって。そのあと選手で集まってそういうところは締めないといけないし、明日の試合でしっかり示せるように頑張ろうという話をして入った試合でした。勝てはしなかったけど無失点で終われたことはよかったと思います」

また、「守備」と一言で言っても様々な守り方がありますが、湘南の守備は奪いに行く守備です。

「攻撃的な守備というか、ただ守るんじゃなくて自分たちがイニシアチブを握って、前からいくにしても少し下がるにしても、奪いに行く守備ができているときは一番いい状態だと思います」

町田戦では、特に前半は相手にほとんどチャンスを与えませんでした。

「何かを変えたわけではないし、そういう意味ではやるべきことを全員がしっかりやった結果、ああいう展開に持ち込めてゼロに抑えられたのかなと思います。特に町田戦はセカンドボールの部分でイニシアチブを握ることによって優位に進められたと思うので、相手によっていろいろ変わってくるとは思うけど、自分たちがやるべきことをしっかり表現することが大切だなと改めて思いました。結果に表せなかった時は、失点を重ねる中で自分たちがどういう風にやってきたかということを忘れていた部分があったと思います。2試合うまくいったことによって、全員が自信を持ち始めていると思いますし、いい状態なんじゃないかと思います」

平岡選手はここまで全13試合に出場。ポジション争いの激しい中、試合に出続けているのは進化を遂げているからに違いありません。

「去年から引き続き取り組んでいるところですけど、球際のところはよくなってきていると思います。そこで負けちゃいけないという思いがより強くなっている。ただ、球際を頑張るだけじゃなくて、次のプレーを描けているからこそ球際に勝てるという感じがします。言葉で伝えるのは難しいんですけど、フィジカルだけで勝ろうとするのではなくて、次のプレーやその球際に至るまでの経緯とかが自分の中でうまく描けているときは負けない自信がある。ボールに対して、いっぱいいっぱいにならないことがいいプレーに繋がる鍵かなと思っているので。自分がいいときは余裕をもってプレーできている時。ここまで13試合やっている中で、それができる試合とできない試合がまだあるので、自分としてはもっと高いレベルを維持したいなと思う。そういうところはまだまだ改善の余地があると思います」

畑大雅選手と共に担う左は迫力満点です。

「大雅くんは凄まじいですね。町田戦でも、終盤も球際とか強くて安心感があったし身体能力を遺憾なく発揮していたなぁと思います」

連戦が続く中、今日は気持ちの充実と共に思い切って相手にぶつかっていく試合となります。

「試合に多く出場させてもらっている中でチームが勝てないと責任を感じます。年々試合に出るだけじゃなくて、そして目に見える結果だけじゃなくて、どうやってチームに貢献するのかというのは求められてきていると思うので、そこはこだわっていきたいなと思っています」

柏レイソル戦は本日19:00キックオフ。
平日ナイターの中、現地へ行ってくださる皆さん、そして様々な場所から思いを寄せてくださる皆さんと共に、勝点3を掴みます。