【馬入日記：5月3日】清水戦勝利を！瀬川祐輔選手インタビュー

今日5月3日、ホームに清水エスパルスを迎えての一戦が行われます。
お陰様でチケットは完売。GW、しかも最高のお天気の中で迎える久しぶりのホームゲームです。

瀬川祐輔選手に話を聞きました。
前節、悔しい敗戦となった札幌戦から中3日。限られた時間の中でしたが、準備を重ねてきました。
札幌戦ではチャンスは作るもシュートまで持ち込めないシーンが多くありました。

「いつも智さんからも”ゴールに向かえ”と言われていますが、点を取るにあたっての過程として、大きく蹴るのではなく、ゴールキックも繋いで前進していこうとしています。少しずつよくなってきているし、その前進する意識はいいと思うんですけど、札幌戦では近いところにつけてミスして奪われるということが多かった。全員が繋ぐ意識は出てきたけど逆に繋ごうとしすぎてスペースが見れていなかったところもあったと思います。DFラインから1本で蹴ろうということではなくて、今は裏を狙うべきという状況でもう1回足元に落ちてしまったり、パスを通そうとしてしまったりというところがあったと思う。点を取るための選択、意識、そこの余裕といったことがこの前の試合は少なかったかなと思います」

何のための守備なのか、そして何のためにボールを繋いでいるのかと言えば、ゴールを奪うためだと山口監督も常に話していることです。

「前節シュートが少なかったのは数字にも出ていますし、前半も何回かシュートを打てる時に繋いでしまったりした。全体的にこの前の試合は大胆さに欠けていたと思います。僕もそうですし、ペナルティエリア内で後ろ向きでもターンして打つようなイメージがなかった。そこは各選手がもっとエゴを出してもいいと思います。崩そうとすることにフォーカスすると大胆さに欠けるし、大胆にいきすぎるとオープンな展開になったり可能性の低いプレーが多くなったりする。その紙一重の部分、判断と選択が課題だと思います」

判断は常に瞬時に求められるものではありますが、自信を持って選びとっていきたいところです。
また、失点については。

「失点してる時ってだいたい誰かが一瞬気を抜いたり、一歩足を出さなかったり、プレッシャーを緩めてしまったり、味方に当ててカウンターを食らったりと本当にもったいない失点ばかり。当たり前のことをしっかりやらなければいけないし、同じことをしないということが大切だと思います。失点の仕方も似たような形が多いし、失点の直前とかじゃなくて、失点の直前よりも前のシーンから原因が起きている。そこで当たり前のことができていなかったり球際で負けていたり。そういうところが失点に影響すると思う。当たり前のことをピッチでやらずに失点しているようでは、試合出ていない選手に申し訳ない。全員がまずやるべきことを90分通してやる、そのことが大事だと思います」

5月は今日を含め7試合開催されます。

「5月の7試合で順位の上と真ん中と下がやんわりと決まっていくと思います。もちろんそのあとでも何連勝もすれば上にいけますけど、この5月の試合が今後の順位に影響してくると思うのでどの試合も落とせない。特に清水は順位も近い相手で、ホームでゴールデンウイークという中でいろんな要素が重なった大事な試合。勝点を拾うというよりは3を取りにいくために複数得点を取って、勝たなければいけない試合だと思っています」

気持ち強く挑む、今日の一戦です。

「チームとしては開幕に比べて、少し遅いですけどいい形が徐々に増えてきている。やっていてこれ勝てないなとか点とれないなということを感じたのは1試合2試合あるかないかの内容だと思います。あとはシュートを枠に飛ばすとか、そういう可能性を少しでも高めるようなプレーと練習を個人の意識で上げていくことが大切だと思います。連戦なので、じっくりと練習はできないですが、とにかく意識で変えられるところは変えて、自分の持っているものはしっかり出していきたいと思います」

連戦になりますが、瀬川選手にとってはポジティブな要素ということ。

「僕は連戦のほうが嬉しいです。試合で出た課題を次の試合で改善してというサイクルのほうが僕には合うので、今月は連戦が多い分、そこはポジティブに捉えています」

「相手が怖がるプレーをもっと出していきたい」と語る瀬川選手。
全員で相手が怖がるプレーを出して、必ず勝利を！！
90分間共に戦って下さい！

※今日はDAZNに加えNHK BS-1でも生中継されます