馬入日記

【馬入日記:3月11日】明日はホームで京都戦!瀬川祐輔選手インタビュー

明日3月12日はホームに京都サンガF.C.を迎えてのホームゲームです。(15:00キックオフ)
3月唯一となるホームゲーム。まだ勝利のないリーグ戦、「これが湘南だ」という戦いを見せなんとしても勝利をもぎ取りたい大切な一戦です。
今回は瀬川祐輔選手に話を聞きました。

まずは前節、0-2で敗れたの浦和戦を含めここ最近のリーグ戦の戦いについて。

「ビルドアップの部分と選手のメンタル的な部分が課題なのかなと思っています。どのチームにいても、どんな試合でも”戦う”という部分は求められることで、それができていないのなら勝てないのは当たり前だと感じています。メンタル的な部分というのは、ボールを受けることに対してのところ。ボールを前に出すことや、少しリスクがあって取られることもあるようなパスも出していかなければ、相手は楽に守備ができてしまう。そういうところが欠けていたと思います。全員が強いパスを出す能力はある。でも、強気で前にプレーするという気持ちがもっと必要。それはビルドアップにも繋がってくると思いますし、後ろの選手だけじゃなくて前線の、僕も含めてボールを受ける動き出しだったり、くさびを受けるのも含めて、パスコースから逃げないで、味方を助けるといったところにもっと取り組んで改善していきたいと思っています」

受け身であったり後手にまわったりと、本来の良さが出せない時間が長くなってしまいました。瀬川選手自身もらしさを出すことが難しい状況でした。

「ただそういう状況でも、僕は自分のスペシャルな部分を出さなければいけなかったし、それは監督からも言われています。どんな状況でも自分の色は出さなければいけない。僕や町野からしたら、前を見てくれるだけですごく動き出しやすいですし、そうなればより色は出せるかなと思いますが、そこは練習からしっかりすり合わせていきたいです」

リーグ戦の鳥栖、浦和と守備に関して振り返ると。

「準備してきたことと違うことが起きた時に、テンパってしまう部分があった。それは僕らFW二人のけん制とかスイッチの入れ方が悪いのか、始まってから15分20分くらい定まらなかった印象です。違う状況になった時に、違うやり方でやってみることはリスクもあるし、勇気もいると思います。準備してきたことが出せることがベストだけど、出せなかった時の対応の仕方は工夫する必要があるかなと思っています。鳥栖戦では前半の45分それができず流れを変えられなかった。浦和戦は失点こそしましたが、前半の半分過ぎからは人に対して長い距離ですがプレッシャーにいくようになって、何回か蹴らせてボールが取れるシーンもあったと思います」

反省をしながらしっかりと見つめ直し、全員で共通意識をもって明日の京都戦に向けて準備を重ねてきた1週間です。

「守備の強度が強みの湘南がそこで後手にまわってしまうと、チームが崩れてしまうんだなということは3試合くらいやって感じています。それがビルドアップにも繋がっている。ただ、うまくいく時はすごくうまくいっている時間帯もある。気持ちの部分で強気になって、守備は思い切ってマークを捨ててまで前に出て行くということもすごく大事だと思う」

常にアグレッシブにプレーしている印象が強い瀬川選手。当然ゴールへの想いも強く抱いています。

「京都戦は注目される試合だと思いますし、僕たちも気合が入っています。反省点をしっかり改善しながら、次に向けて準備してきました。早く一勝がほしいですし、そのためには早い段階で1点取れれば後ろも安定するんじゃないかと思っています。僕はその結果を出せるようなプレーをしていきたい。強い覚悟を持って試合に臨みたいと思います」

明日12日はレモンガススタジアム平塚で15:00キックオフ。
チーム、そしてスタジアム全体が一体となって、湘南の戦いを。
ぜひ、スタジアムで共に戦って下さい!