馬入日記

【馬入日記:5月15日】横浜FCとの神奈川ダービー!名古選手インタビュー

前節の大分トリニータ戦から6日、今日はアウェイで横浜FCとの対戦です。(17:00キックオフ)

3月21日のセレッソ大阪戦から公式戦11試合(リーグ戦7試合)負けなしという状況でしたが、引き分けが多く勝利への想いを強く持って挑んだ大分との一戦。2-0の複数得点&完封での勝利を掴み、日々積み重ねていることを結果で表すことができました。

この試合で素晴らしい先制点を決めた名古新太郎選手。
何本もパスを繋ぎ(11人全員がボールに触り!)、最後は町野選手の左からのクロスに対し、風を計算したポジショニングからシュートを放って決めた素晴らしいゴールでした。

「得点を取ることでチームの勝利に貢献できるということが一番ですし、点を取る取らないとでは自分の評価も変わってくる。気持ち的にも多少の余裕が出てくるのかなと思います」

今シーズンここまで11試合に出場し2得点。開幕当初はケガもあり出場していませんでしたが、第4節で先発出場して以降はずっと出場を重ねています。
昨年は鹿島で8試合の出場に留まりましたが、今シーズンは力を存分に発揮しています。昨年との違いや、どんなところに成長を求めて移籍をしたのでしょうか。

「まず試合に出ているということが一番大きいです。基本的なことですけど、もともと走ることや戦うといったベースの部分はすごく大事にしているんですけど、そのベースをもっともっと突き詰めていかなければいけないと思っていました。それは湘南にきて成長できるチャンスかな、と。今は試合に出ている中で、自分のよさをもっともっと出せると思っていますし、まだまだやらなければいけないと思っています」

いま主に担っているのは、サイドボランチというポジション。
鹿島ではボランチかサイドでプレーしていましたが難しさはあったのでしょうか。

「ポジショニングも特徴的ですし、湘南にきて最初の1、2試合は少し難しさを感じました。でも徐々に試合を積み重ねることで自分の中の感覚を掴めたし、頭を使いながらうまく修正していくことができました。湘南の戦い方自体に特徴があるので、特に守備の部分は練習からすり合わせをしています。話しながら、考えながらやっているので、もっともっとよくなっていくと思っています」

守備の安定はGKやDF陣の奮闘が光るのは言うまでもありませんが、後ろの選手はいつも「前線からの守備に助けられている」と話しています。
また名古選手は…

「チームとしての守備のやり方も大事ですし、今シーズンは個人的な守備の強度や走力を見直すようになりました。鹿島の時は走行距離やスプリントの数字は気にしてなかったんですけど、どうしたらもっとよくなるかという改善すべき点が見えてくるので、今はその数字も意識しています」と。

表裏一体である守備と攻撃。いい守備からいい攻撃へと繋がっています。

「守備がいい時は攻撃の時もいい距離感でできますし、より相手のゴール前に入っていける。攻撃的な守備によっていい流れができていると思うし、その分チャンスも増えると思うのでそれは継続していきたいと思います。右に並ぶ拓也くん(岡本選手)とも試合中にコミュニケーションをとっていますけど、もっともっと右サイドのところから攻撃を活性化していきたいと思っています」

練習から、充実の様子が感じられます。

「楽しいです。試合に出てるからっていうのもあるし、なんていうか、湘南というチームがもっともっとよくなるっていう期待感がある。本当にいい選手がいっぱいいるし、それがすごく楽しみです」

ポジション争いも熾烈です。

「自分のポジションにも選手はいっぱいいますし、ポジション争いのところも危機感を持って日々やっています。ルヴァンも含めてみんないい試合をしているので、自分はしっかり結果出していきたい。鬼の向上心持ちなので(笑)、もっとできるっていう気持ちでいつもポジティブにやっています」

さて、今日は横浜FCとの対戦です!

「この前やっと勝ち点3とれて、次の横浜FC戦がめちゃくちゃ大事だと思っています。ここで連勝して勝点を積み重ねていかないといけないと思っているので、前の試合に引き続きいい流れを継続してやっていきたいと思っています」

そして、今日5月15日は「Jリーグの日」です。
1993年5月15日にJリーグは開幕しました。本当に多くの方々に支えられ、歴史を重ねてきたJリーグは今年28周年。
今日も試合ができることの喜びを感じ、感謝して臨みます。