馬入日記

【馬入日記:1月26日】沖縄キャンプ2日目!梅崎司選手インタビュー

沖縄キャンプ2日目!今日も沖縄は快晴。1月であることを忘れるような暖かな気候で、選手たちも「帰りたくない」と言っているほどです。

今日は梅崎司選手選手に話を聞きました。
2020シーズンはケガに泣かされ、手術も受けるなど長いリハビリ期間が続きました。苦しいシーズンの中でも梅崎選手の“やり続ける姿勢”は常に変わらず、サッカーへの真摯な想いを感じることが何度もありました。

「昨年は僕のサッカー人生の中でも、うまくいかないシーズンのワーストに入るような一年でしたけど、逆にいろいろなことに気づくこともできました。僕は僕らしく勝負していく、チャレンジしていくということを突き詰めていかなければいけない。そうじゃないとサッカー人としてもったいないなと痛感しました」

シーズン終盤で復帰し、トレーニングでも存在感を発揮していました。

「昨シーズンの残り1ヵ月、僕の中でチャレンジし切ることができました。やるんだっていう想いと手応えが自分の中でもできてきていたので、そういうものの積み重ねは大きいと感じていました。今季は始動からプレーできているので、チャレンジする意識、自分のそういう意思を日々の練習のワンプレーワンプレーに出して積み重ねていくことが大切。その積み重ねが試合のピッチに繋がっていくと思っています」

始動から100%でやれていることはやはり大きなことです。

「このオフを挟んでまたずいぶん良くなったという感触はあります。テーピングも巻かずにできているので、状態は確実にいいですね」

梅崎選手から感じる前向きなエネルギーはチームの大きな刺激になります。

「湘南の強度、厳しさ、激しさというものを練習の中から表現していくことがチームにいい循環をもたらすのではないかと思っています。若い選手にまじって必死に挑んでいきたいなと思います。本当に今シーズンが楽しみ。チャレンジし切るんだという想いでいます。意思をもってプロセスを踏めた時は自ずといい結果が出せると思うので、そこはブレずにやっていきたいです」

加えて今季はキャプテンにも就任しました。

「監督から直接連絡をいただいて、率直に嬉しかったですね。僕を除いで二人は適任だと思います(笑)。石原は昨年試合にフルで出続けて、湘南のアカデミー出身であることの自信や背負ってるものがあることが伝わってきました。あのサイズで3バックの中央を務めてあれだけのプレーを見せてくれたのは非常に頼もしく感じました。聡(田中選手)たち含めて新しいビルドアップの姿、自信をもって挑む姿は本当に頼もしいですね。物怖じせず、上の人にもしっかり思ったことを言えるのもすごくいいと思います。岡本は高校生でトップの練習に入ってきた時からレッズで一緒にプレーしていましたけど、すごく大人になったし、いろんな苦労をして今の立場まで来たと思います。プレーの精度も高まっているし、チームのこともすごく考えるようになって本当に頼もしくなった。二人と一緒に、僕は自分の経験を伝えられればと思います」

そして、新加入選手の中でも…
「今回、山本選手が入ってきてくれましたし、アントラーズというチャンピオンチームで長年中心となってプレーした選手ですし、そういう選手と切磋琢磨しながら、雰囲気も一緒に作っていけたらと思っています」と。

改めて、2021シーズンに懸ける想いを聞きました。

「昨年は1点差で負ける試合が多かった。いい試合はできているけど…というところは簡単に乗り越えられるものではないけど、そこまでいけていることも事実。ゴールを取らないと勝ち切れないと思うので、より攻撃的にゴールを狙っていくというところをやっていきたい。チーム全体として狙っていければ面白くなると思います。僕自身も、変化をもたらすプレーができればと思いますし、攻撃を活性化させてリズムを生み出せればと思っています」

ベテランと言われる年齢になろうと、チャレンジする意欲はどんどん増しているようです。今季の梅崎選手、さらにご期待下さい!

 

 

キャンプ2日目のトレーニングはハードでした!
体力測定からスタートし、連続した激しいトレーニングに最後は倒れこむ選手もいるほど。それでも集中力を切らさずに、ピリっとしたいい雰囲気を全員で作っていました。

 

ハードな練習の後はリラックス。遊びのゲームをしたり選手同士ゆっくり話したりと選手たちの充実した表情が印象的でした。