馬入日記
【馬入日記:9月27日】本日ホームで川崎戦!岡本拓也選手インタビュー
鹿島戦から中3日、今日はホームBMWスタジアムに川崎フロンターレを迎えての神奈川ダービーです!
9月最後の試合、なんとしても勝利を掴み浮上のきっかけとしたいところです。
今回は岡本拓也選手に話を聞きました。
まずは前節、終了間際の失点により0-1で敗れた鹿島戦について聞きました。
最後の悔しさは心に強く残るものではありますが、全体を通して湘南の強みを出せた一戦となりました。
「鹿島は連勝中ということで勢いがある状況で、その中で自分たちがいまできることは最大限出せたんじゃないかと思います。守備も粘り強くやれて、全員で組織的に守れていましたし攻撃もカウンターでいい形を何本か作れていたので、みんな手応えを感じた部分はあると思います。清水での悔しい負け方から、自分たちがやりたいこと、やらなければいけないことが整理されてしっかりピッチで表現できていたと思います」と岡本選手。
手応えを掴んだものは活かしながら、今日の川崎戦に挑みます。
現在16勝2分1敗で首位を独走する川崎。チームの印象はどうでしょうか。
「本当に強いですね。首位のチームだなと率直に思います。今までの川崎だとあまり速く攻めてこないでしっかりボールを動かした中で崩し切ってくるというイメージだったので、スペースを埋めればある程度は凌げるイメージでした。でも今は前にも速くくるし前線にも能力の高い選手が残っている。速い攻撃ができるというのは、点がとれているひとつの要因だと思います」
前回、7月26日に対戦した時には、前半を0-0で折り返し、57分にタリク選手のゴールで先制。しかし4分後に山根選手に同点弾を許してから78分、88分と失点し1-3で敗戦を喫しました。
「あそこまで前半でボールを握られ続けると、夏だったことも含め体力的にも持たなくなってしまう印象はあるので、もう少し自分たちが主体的にボールを奪いにいくことができなければいけないと思います。あとはボールを取ったあとのカウンターの質が大事になってくると思います。相手が何か嫌なのかということを考えると、やはり全員で組織的な守備をするところだし粘り強く戦うところ。ゴール前で守るだけじゃなくてしっかり前で守備をしてカウンターという形は作りたいと思います」
サイドでプレーする岡本選手んとっては、対峙する選手をしっかり抑えたいところです。
「能力が高くドリブルができる選手がサイドにいるので、そこの対応をしっかりやらなければいけない。加えて、パスの出所を抑えるということも大切だと思っています。そこを抑えて入ればある程度受け手からいい形でドリブルをさせることは少なくなると思うので、前の段階が非常に大事かなと思っています」
下馬評を覆すような戦いを。
「まず川崎が勝つだろうと思われている状態というのは僕たちにとってはやりやすい。相手に油断はないと思いますけど付け入る隙はあるのかなと思っています。鹿島戦で最後負けてしまったけど、ああいう全員で粘り強く戦うという姿勢は絶対に出したいと思いますし、湘南スタイルにある根本的なところは絶対に出したいと思っています」
川崎戦、出場となれば岡本選手はJ1通算100試合出場を達成します。
1試合1試合、そして練習の毎日を、これ以上ないくらい真剣に向き合っている我らがキャプテン、熱い気持ちで今日も全力で戦います。