馬入日記

【馬入日記:6月16日】再開に向けて。田村選手の“熱”インタビュー!

100616-1「順調ですよ!」と笑顔の田村選手。
左ヒザ関節内クリーニングのため、5月19日に手術を受け、現在リハビリに励んでいます。

「手術をしてから3週間は安静にしていたほうが後々いいということだったので、今まではあまり動けなかったのですがようやく走り始めています。トレーナーはじめみんな色々考えてくれて本当に有難いです」と田村選手。

リーグ戦のガンバ大阪戦が終わり、手術を受けることを決意。
「早く手術を受けて中断期間に治し、万全の状態でプレーするということを考えて手術を決めたんですけど、いまチームを離れていいのかとかなり悩みました。監督に“明日から入院します”と言いに行く時は申し訳ない気持ちで…」と田村選手。

責任感の強い田村選手だけに「自分のことだけを考えていいのか」と悩んだということ。しかし、万全の状態で戦うことが何よりチームのためになることは間違いありません。

再開に向けて、当然期する想いがあります。
「何かを変えなければいけないと思う。もっと厳しくお互いに言い合える状態でなければいけない。嫌われ役でもいいから、練習中から厳しく、チームを変えるために動きたいと思っています」。

2005年にベルマーレに加入して今年で6年目。
「最初はホントに怒られ役でした」という田村選手がいつしかチームを引っ張る立場になっています。
「怒られながら鍛えられたと思います。あの時に逃げなくてよかったと思う。だから僕もいま若手に厳しい。自分たちで感じて、もっと自分たちからやっていこうという風になってほしい。もう、上の選手を削るくらいの勢いできてほしい。そうしたら僕たちも“いやいやまだ早いよ”というモチベーションになる。それがチームとしていい関係だと思います」。

リーグ戦の再開は7月14日。あと1カ月弱です。
「ここまで、サポーターの期待やスタッフの支えを裏切るような結果になってしまった。もう一度みんなでリセットして臨みたい。悲観することはないけど、でも自分たちは現在最下位で、チャレンジャーであるということを忘れてはいけないと思う。僕がこれまでの試合で感じたのは、強い相手もがむしゃらに戦ってくるということ。試合の最初から勢いをもって畳みかけてくる。それは、本当は僕たちがやらなければいけないこと。相手を上回る運動量、勢い、気持ちで戦っていきたいと思います」。

最後に田村選手が気持ちを込めて、一言。
「(J1に)上がったからヒーローじゃないからね。上がって定着させて、初めて認められるもの。上がるだけじゃ祭りごとになってしまう。とにかく必死に、みんなで戦っていきます」。
100616-2さて、こちらはイニ(チェ スンイン)選手!
ほんの短い期間韓国に戻り、今は日本に帰ってきてリハビリを行っています。

イニ選手といえば!
七夕まつり期間中の7月3日に行われます「日韓交流 湘南ひらつか七夕記念サッカープレシーズンマッチ」の対戦相手、Kリーグの釜山アイパークの下部組織出身!

ジュニア時代からずっと釜山アイパーク育ちであり、本人の地元でもあるため「選手もスタッフもフロントスタッフも、ほとんど知ってる」ということ。

韓国の名門チームとの対戦。実に楽しみです!
しかも七夕まつりの期間中ということで、ぜひ七夕まつりも一緒に楽しんで下さい。

チケットは6月17日よりチケットぴあで先行販売。19日より一般販売開始です。

※詳細はこちら
http://www.bellmare.co.jp/?p=18001