馬入日記
【馬入日記:4月21日】C大阪戦を糧に、いざ仙台戦へ!
先日のセレッソ大阪戦、センターバックを務め90分間フル出場を果たした阪田選手。
1-2で敗れはしたものの、守備陣の奮闘が光ったゲームでした。
ジャーン選手が磐田戦で負傷し、今季はサイドバックなどで出場していた阪田選手、本職のセンターバックでの出場となりました。奇しくも、一昨年まで在籍しプロとしての第一歩を踏み出したセレッソ大阪との対戦。しかも会場は長居スタジアムでした。
ロスタイムでの同点ゴールと、その4分後の失点。悔しい結果となりましたが、日にちが経ってどんな風に感じているのでしょうか。
「試合のDVDを見ましたけど、いいところよりもあかんところのほうが気になりました。アドリアーノには前半に1回、後半に1回、抜けられる場面があって、そのへんも何回か巻き戻して見て、間合いなどを考えました。そういった課題をしっかり整理してこれからに生かしたいと思います」。
阪田選手は試合直後にも「うまい選手を相手に、自分がどれくらいできるか楽しみながらやった」と話していましたが、「外国人選手と対戦するのは楽しみなんです。日本人にはない感覚があるし、そういう相手とやったほうが自分の課題も見えてくるし、壁があって乗り越えようとするほうが強くなれると思うから」と話していました。
セレッソ大阪戦では、神ががかったようなクリアも何度かありました。
特にゴールマウスの中央でヘディングでクリアしたプレーは見事でした。
「あのへんは身体が勝手に動きました。実は去年の仙台戦でゴールの中に入っていれば防げたというシーンがあって、それがふっとよぎってプレーに結びつきました」と阪田選手。気迫あふれるプレーは感動を生むものでした。
さて次節は、ホームゲーム!
2試合連続となる「昇格組対決」です!25日(日)はぜひとも、スタジアムで感動をともにしましょう!
そしてこちらは…野澤選手!
いつも明るく元気な野澤選手ですが、セレッソ大阪戦の直後、ゴール裏に挨拶にいった時には誰よりも悔しさを露わにしているように見えました。
もちろん、週が明ければご覧のとおり元気なのですが、セレッソ戦の悔しさは言葉で表現することは難しかったようです。
ロッカールームから出てきた野澤選手は、囲まれた記者の皆さんの前に立ち、本当に珍しいことにしばらく(かなり長い間)、言葉を探していました。
そして出てきた言葉が「最後はゴールキックから失点してしまった」というものでした。
「いやいやいや、そんなことないと思います!」と記者の皆さんが慌てて言うほどでしたが、そうやって深く分析し、自らを省みて責任を背負おうとする姿はさすがと思わせました。
そしてもちろん今は、目の前の試合・仙台戦に向けて燃えています!
…こんな感じで、明るく元気に頑張ってます!