馬入日記

【馬入日記:4月1日】いざ連勝へ!浦和戦、勝ちにいきます

100401-1今週末の浦和レッズ戦まであと2日。明日はもう移動日です!
前節の新潟戦で2得点に絡む活躍で存在感を示した臼井選手。しかも、DFとしては完封に抑えたというところも嬉しい結果でした。

連敗の後で迎えた新潟戦でしたが、選手たちはミスを恐れずに前へ前へ。走力を武器にゴールに向かって走り続けました。
敗戦の後で、恐れる気持ちはなかったのでしょうか。

「もう、身体が勝手に前に進んでいました。これはもう、トレーニングで繰り返しやっているからだと思う」と臼井選手。
身体に染み込んでいるという前への意識。これはまさに日々のトレーニングの賜物です。

中村選手が決めた先制ゴールは連動した動きが生み出した見事なゴール!臼井選手から阿部選手、阿部選手から中村選手へと流れるようなボールの動きでした。

そして2点目は田原選手のヘディングシュートでしたが、臼井選手の右サイドからのクロスがアシストになりました。
意外にも、一度も田原選手にアシストをしたことがなかったという臼井選手、「ずっと豊にアシストがしたかったんです」と言うと、隣にいた田原選手が「オレもずっと幸平さんにアシストしてもらいたかった!(笑)」と一言。(二人は相当仲よしです)
臼井選手からの「完全に豊狙い」のピンポイントクロスに田原選手がしっかりと応えました。

「自分が中にドリブルで入っていくスタイルが多かったのであまりクロスを入れられていなかったけど、もっと豊を生かすパスも送りたいですね」と臼井選手。

さて、2日後には浦和レッズとの対戦。(19:00キックオフ @埼玉スタジアム)
1999年にJ1からJ2に降格しましたが、降格が決まった時の対戦相手は浦和でした。その時のことを唯一経験しているのが臼井選手です。

「当時とはお互いにスタイルも違うし、当然監督や選手も変わっていますからね。浦和は個々の能力の高い選手が多いと思うので、そこに対応するためにいかに数的優位を作っていくかだと思う。個人の能力では差があるかもしれないけど、走力で勝ちにいきたい」。

楽しみですか?と改めて聞くと、こんな答えが返ってきました。
「いや、楽しみと言うよりも、勝ちたいです。ここで連勝できるかどうかは、チームの今後の戦いにとって大きいと思う。勢いに乗りたい。昨日のナビスコでもいいゲームをしていたし、チーム全体として継続していくことが大切だと思う。いいゲームをして勝つ。本当に勝ちにいきます」。

 
100401-2さて、昨日のナビスコカップでは、清水エスパルスとアウスタで対戦しました。

結果はご存知のとおり0-2の敗戦。しかし、平日にも関わらずアウェイの地まで応援に駆けつけてくれたサポーターの皆さんから「行ってよかった」とたくさん声をかけていただきましたが、非常に見応えのあるフレッシュな力が発揮された好ゲームでした。

85分にPKを与え0-1に。その後再び与えたPKは野澤選手がしっかり止めますが、アディショナルタイムの90+3分にコーナーキックからダイビングヘッドを決められ終盤に2失点し敗戦を喫しました。

先発で出場した三平選手。
「チャンスがあった時に決め切れなかった。いくつかあったチャンスで決められていれば、ゲームの流れを引き寄せられたと思うのですが。悔しいです」。

特に前半は決定機も清水以上に作り出していました。90分を通して内容は充実したものでした。
「結果だけを見た人は、差があったんだと感じると思う。ボール支配率は相手のほうが多かったけど、決定機はうちのほうが作り出していたと思います。でも、内容は悪くはなかったけれど、やっぱりそれを結果で示さなければいけないと改めて感じました」。

悔しさを滲ませ語る三平選手ですが、実戦によって得られたものも間違いなく多かったはずです。
「自分に足りないものを直に感じることができた。相手はうまい分、やっぱりうちは走らないといけない。そこをもっと生かして戦っていきたいと思います」。

ナビスコカップも戦いはこれからです!