馬入日記

【馬入日記:6月10日】自信を持ってサッカーできるのは幸せ。武田英二郎選手インタビュー

IMG_3172 copy1stステージも残り3試合となり、早くもシーズンの折り返しが迫ってるJ1リーグ。
これまで少しずつ選手の声を届けてきましたが、今日は加入2年目、かつて特別指定選手としてのプレー経験もある武田英二郎選手の近況をご紹介します。

「去年は加入1年目ということもあって、変に周りに気を遣ったりとかみんなどんな感じなんだろうと探り探りな部分があったんだけど、今年はそういうのもなくて純粋にサッカーに集中できていると思う。それもあって最低限のプレーというのは続けてできていると思っているけど、ただ全体的なスタンダードをもっと上げていかないと感じています」

去年からの変化を感じつつも、自身のパフォーマンスはまだまだと語る武田選手。
『全体的なスタンダード』が表すように、目指すは隙のないプレーヤー。

「自分の持ち味は中盤で相手の攻撃を止める、思い切りの良いガツガツとして守備だから、そこは他の選手に負けてはいけない。それに加えてボールに絡んで攻撃を組み立てていくところ。ゲームを作るポジションをやっているので、そこの質は上げていかないといけないです」

他の選手もそうであるように、成長の必要性を日々感じている様子。
その中でもポジションを勝ち取るために、獲得すべきは『自信』だと言います。

「中学、高校の時は周りが自分より上手い選手ばかりで、だから必死にやることしかできなかった。みんながリズム良くパスを回してて自分のところにボールが来ると流れが狂ってしまうような状況で、正直楽しんでサッカーは出来ていなかったです。でもそういう時期があったから自分と向き合ってやるようになったと思うし、大学でチームに貢献するプレーができるようになった糧でもある。チームに貢献できるってすごく自信になるし楽しい。湘南でそういうふうになるためにも、楽しむために上手くなりたいし、そうすることで自信を得たい。自信を持ってサッカーできるって幸せだよ」

自らも「ボランチの選手で今季リーグ戦に出ていないのは自分だけだからね」と、悔しさを表す武田選手。
しかしその姿に悲壮感はありません。
常に前向きに、かつ自分に向き合う日々を過ごす武田選手にもご注目ください!

明日は吹田Sでガンバ大阪との一戦。
32名の選手全員で戦うチームに熱い声援をお願いします!