【馬入日記：8月10日】明後日からリーグ戦再開！三竿選手インタビュー

12日のリーグ再開まであと2日です。アウェイの清水戦で再開すると、16日は再びアウェイで浦和戦。（どちらもバスツアー参加者募集中です！）

身体も頭もフル回転の毎日。練習後の三竿選手に話を聞きました。

「この2週間は厳しいトレーニングをするだろうなと思っていたので驚くようなことはなかったです。自分に足りないところを鍛えるトレーニングもあって、積極的にやりたいと思っていたので。パワーをテーマにしたトレーニングも多かったんですけど、そういうところは自分に足りないところだと思ってたので、できてよかったです」

自分たちらしさが90分出せた柏戦を「ベースにしたい」と三竿選手も語ります。

「前からいく意識がすごくあったし、あれだけ前からいってくれると自分たちも連動して次のボールを狙いやすい。守備に関しても全員でしっかり意識をもってやれていて、多分相手は枠内シュートは1本もなかったと思います。後半の立ち上がりで、相手にとってはアンラッキーな形で得点がとれましたけど、ああいうところも含めてプレッシャーをかけ続けたことが得点に繋がったと思うので、すごくいいゲームだったんじゃないかと思います」

柏戦の前の鳥栖戦では、1-1の引き分けだったものの選手たちは多くの反省を語っていました。連戦の中、たった数日でどんな修正をして柏戦に臨んだのでしょうか。

「鳥栖戦は相手のゲームになってしまって、なかなかプレッシャーにいけず、攻撃でも距離感が悪くて出しどころがなくてとられてしまった。僕自身もクリアが相手に当たってそのまま失点してしまったり…。勝点1が取れたのがラッキーなくらいの試合だったので、本当にこのままじゃダメだと思った。自分たちの危機感というか、そういうものが柏戦に出せたかなと思います」

なんとかしなければいけない、変えたいという気持ちを持ち、自分たちの強みに磨きをかけて臨んだ試合でした。

「ただ本当に柏戦の内容をベースにしなければいけないし、自分たちがいい時のパフォーマンスをベースにして、そこからまた積み重ねていかなければいけないと思っています。まだまだだと思います」と改めて引き締めました。

さぁ明後日は清水と対戦します。
「相手は前節マリノスに勝っているし監督も代わったばかり。もともとメンバーを考えれば今の順位にいるのはおかしいチームなので、すごく難しい試合になると思う。でも、自分たちのサッカーをできれば勝てると思っています」

プロ2年目。ルーキーイヤーからずっと試合に出続けています。とはいえ、当然様々な曲折を経験しています。

「試合に出させてもらっていますけど、自信を持ち始めてゲームの中で積極的になれたと思った時にまたミスが出て、また自信を失ったり。全てが右肩上がりではなくて、いいこともあるし悪いこともあって波があります。でもそういう中で、自分も精神的に少し強くなれているのかなと思う。しっかり目標をもってサッカーに取り組んでいるので、毎日すごく充実しています。まだまだ、やれると思うので」

“まだまだやれる”と力強い一言が。

「自分自身も今までいろんな経験をさせてもらって、試合の勝ち方、負け方もいろんなパターンや流れを味わってきました。これからの試合で、いかに自分が成長できるかは大事だと思っています。今季は残りあと12試合しかないので、もうミスをしてそこから学んで次の試合に繋げていくということはしたくない。いいプレーをして、さらにそこから成長できる自分でありたい。そういう気持ちでやっていてもミスはするかもしれないけど、そこを恐れていたら何も始まらないので、思い切ってプレーしたいと思います」

さらなる成長を期するいま、再開後の試合が本当に楽しみです。

「もっと自分が中心選手になるというくらいの気持ちでやっていきたい。1日1日の積み重ねが試合に繋がるし、チームとしてもそうですけど、相手がどうこうじゃなくてまず、自分自身だと思っています」

強い気持ちで挑む残り12試合。
どんなドラマが待っているか、ぜひ共にスタジアムで体感して下さい！