【馬入日記：1月13日】菊池選手、決意抱き草津へ期限付き移籍

2010シーズンはザスパ草津へ1年間の期限付き移籍することとなった菊池選手。
今年3月に高校を卒業する18歳ですが、1年生の時から練習に参加し試合にも出ているので、すでにベルマーレのトップチーム歴は3年です。

「草津に行くと決めて、今は落ち着きました。草津で1年間、思い切り勝負してきたい」と菊池選手。
決意に満ちた眼差し。もはや迷いや寂しさなどはなく、やってやるという気迫を感じます。

「話をいただいた時は、今年もベルマーレで勝負したいという気持ちのほうが強かったんです。でもスタッフをはじめいろんな人と話をして自分の中でもいろんな考えが出てきました。今までベルマーレで恵まれた環境でやってきたけれど、知ってる人もいない厳しい環境でチャレンジすることで人間としても成長できるんじゃないかと思いました。サッカーでも、泥臭さというところが自分にまだ足りないところだと感じているので、新しい場所でチャレンジしながら泥臭さの部分を強くしていきたいとも思っています」。
菊池選手が語る言葉はどれも真剣です。
そして、「とにかく結果を残したい」という確固たる目標を抱いています。

いつの間にそんなに思慮深くなっていたのかと思うような言葉も。それは…
「考え方という意味では、1年生からトップでやらせてもらえたのは大きいです。考え方がどんどん変わっていきました」ということ。年齢差が倍ほどもある先輩もいる中、一緒に過ごした3年間でどんどん成長を遂げていきました。

多くの若手選手が他チームへ期限付き移籍をすることとなりましたが、試合経験を積み、違う環境でチャレンジすることで得難いものを自分のものとして、帰ってくることでしょう。
「勝負する！」と挑む新シーズン、ぜひ引き続きご声援をよろしくお願いします！