馬入日記

【馬入日記:12月10日】気持ちが身体を動かす!

091210-112月5日にシーズンが幕を閉じ、激闘の末にJ1昇格を手にしてから、5日が経ちました。
「すごい試合でしたね」とどこへ行っても声を掛けられる、最終節の水戸戦。
2点のビハインドを前半で2-2の同点にし、さらに後半決勝弾を叩きこんで逆転勝利を果たしました。

その同点弾と逆転弾の2得点を決めたヒーロー・阿部選手!
帰りのバスの中では「本当にあったことなのか、まだ信じられない」と話していました。
シーズンを振り返って改めて話を聞きました。

「大変な一年だったけど、最初から最後まで本当に楽しかった。とにかく練習が楽しかったんです。もちろん厳しいトレーニングが多かったけど、自分が成長するために必要なことがつまっていた。監督はじめコーチもに本当によく見ていてくれた。毎日、いいものを与えてもらっていました」。

阿部選手と言えば、水戸戦や東京V戦の同点弾など、重要な場面でのゴールが多い印象です。
「うーん、でも札幌戦で大事な場面でPKを外してしまったりということもありました。悔し涙も流した。でも、そういう経験も含めてミスをした後に周りがフォローすることや、常に仲間を思うということを培うことができたと思う」。

89分のゴールが51試合中、実に10試合。
この事実に象徴されるように、最後まで諦めない姿勢やハートを感じる試合が数多くありました。
「練習でやっていることが試合で出たのだと思う。今年は本当に、気持ちが身体を動かすということを感じました。来年、J1での戦いでも同じことだと思う。技術やうまさだけの勝負ではないと思う。ハートで戦うというところを前面に出してぶつかっていきたい。いい準備をして思い切りチャレンジしたいです」。

想いをぶつけてプレーした1年。終わって間もない今、すでに来年に向けてわくわくしている阿部選手がいます。
また来年も乞うご期待です!

 
091210-2さて、今日は今年3回目となる「ベルマーレクラブカンファレンス」が開催されました。

シーズン中は試合の前に開催していますが、今回はシーズン後の開催。
平日にも関わらず200人を超える多くの方にお越しいただきました。

事前にいただいた質問をもとに社長の眞壁、営業部長の雲出、強化部長の大倉の3人が様々な面からお話をしました。

今回で17回目となるクラブカンファレンス。
顔と顔を合わせて語り合う場は5年間継続されています。熱心に足を運び、クラブのことを共に考えて下さる皆さんに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。