馬入日記
【馬入日記:2月10日】トルコキャンプ10日目!秋元陽太選手インタビュー
トルコキャンプもいよいよ終わりが見えてきました。
選手たち、疲労もあるようですがケガもなく元気に過ごしています。
練習は緊張感高く行われ、その中でも時折リラックスしながら行うところもあるという、いいメリハリ。選手たちはいつもいい表情でボールを追っています。
リハビリ中の大竹選手も元気です。
グラウンドに出て、メディカルスタッフと共に様々な(でも本当に地道な)トレーニングを行っています。
そして、練習後の選手たち。
監督がキャンプが始まる時に話していた「お互いを知る努力をしよう」という言葉のとおり、選手同士のコミュニケーションはどんどん深まっています。
疲労度マックスのはずの練習後も、こんな表情。
キーパー陣の絆も深い!
チームの中で誰が、というわけではなく、みんなで盛り上げています。
さて、今日は秋元陽太選手に話を聞きました。
残りわずかとなったトルコキャンプ、感触はどうでしょうか。
「海外キャンプは初めてなのですごく新鮮ですし、海外のチームとやれる機会は少ないので、すごくいい経験になっています。相手と比較すると、技術は僕たちのほうが高いかもしれないけど、球際の強さとかロングボールの精度という部分は高いなと思います。やりにくさもありますけど、それがすごく新鮮です」と。
練習試合を多く重ね、チームの中でのコミュニケーションという面では…
「みんなで声を出して、いいコミュニケーションがとれてると思いますし、監督が言っていることを理解しようとしているので、僕もやりやすいです。ミーティングとか重ねて、みんなが持つ意識の統一が高いなと感じます」と。
秋元選手にとって、新しいチームとなる今季。個人としての感触はどうでしょうか。
「この前の練習試合で少しミスしてしまったんですけど、次はそういう事故的なことは起こさないように、この時期にそういうことがあってよかったと思うし、また自分を見つめ直すことができたので、そういうこともプラスに持っていっています。コーチングやフィード含め、もっともっと、自分らしさを出していかないといけないと思っています。でも、周りの選手が縦に抜けるような動きをしてくれるので、見てくれているんだなと思うし、それは本当にうれしいですね」
現在25歳。雰囲気は“兄貴!!”という感じの秋元選手ですが、実はこれまでは先輩と一緒にいることのほうが多かったようです。
「湘南は若い選手多い中でも、みんなリラックスするところと、やるところはやるというオンとオフがはっきりしてるので、すごくいい刺激をもらっています。今まで僕は、本当にベテランの選手の後ろにくっついてるタイプだったんですけど、湘南はベテラン選手が全然いなくて(笑)。そういう意味では若い選手とのコミュニケーションがどうかなと思ってたんですけど、すごくいい選手ばっかりなので、本当に感謝してます」と。
とはいえ、チームのために言うことは言う。厳しい声もかけていかなければと思っています。
「厳しい声をかけた時に、言い返されても何ともないです。終わった後にこうだったって話し合えばいいし。僕は嫌われ役でも全然いいと思ってるんです。これまでもそんな感じでやってきたし、好かれようと思ってやるのはちょっと違うと思うので」と。
湘南に戻れば2週間で開幕を迎えます。今年も本当に楽しみな選手たちが揃いました。
「本当に開幕まですぐなので、それを常に意識しながら練習や試合に臨んでいくこと。毎日を無駄にせず、開幕に向けてという意識を強く持って残された日々に取り組んでいきたいと思います」
※3月2日の開幕戦まで「あと20日」!!
vs山形戦 16:00キックオフ @BMWス