馬入日記

【馬入日記:2月6日】トルコキャンプ6日目!デンマークと練習試合&武富選手インタビュー

今日はトルコキャンプ6日目。
午前中はトレーニング、そして午後はトルコらに来て3試合目となる練習試合が行われました。

今日の相手はデンマーク1部のVIBORG。デンマーク代表選手も有し、一人ひとりの身体もかなり大きいチーム。

  

ミーティングを行い、全員で円陣を組みいざキックオフ。

キャンプでは、キャプテン・副キャプテンの3人は当然いるものの、全員がチームを引っ張る意識を持つという意味を込めて、別の選手がゲームキャプテンを務めています。しかも、立候補制。

昨日のロシアとの試合では岩尾選手が、今回のデンマークとの試合では菊池選手が手を挙げキャプテンを務めました。

  

激しい試合は、前半に先制点を許すも前半のうちに追いつき1-1で折り返し。
しかし後半、追加点を奪われてしまい1-2で敗戦を喫しました。
チャンスも同じくらい作りましたが、同点、逆転には至りませんでした。

これまでの2試合同様に、多くの刺激を受ける一戦となりました。

  

さて、今日は武富選手に話を聞きました。
プレーぶりからも心身共に充実している様子が感じられます。

「いい感じで取り組めています。コンディションも含め、自分の中の感触という意味では悪くないと思います」と頼もしい言葉。

昨年、チームに加入し今年2年目。
昨年はリーグ戦21試合に出場し3得点でしたが、自身としてはかなり悔しさを味わったということ。
「自分の中ではあまりうまくいかなかった。やりたいこととか、自分のプレーが出せないままで不甲斐ないシーズンになってしまった。というのも、人間関係とかは全然問題なかったんですけど、夏場くらいまでチームのスタイルにうまく馴染むことができなかった。チームとしてやろうとしていることに対応するという意味で、かなり遅くなってしまったのかなと思います」と。

悔しさを噛み締めたシーズン。その分、今年に懸ける想いは強いものとなっています。

「今年はやるべきことが理解できているのでやりやすいと思います。勝負の年というか、個人的にもそうだし、チームも降格して1年目だし大事な年になると思っています。本当にいまのこのキャンプでしっかり準備して、シーズンに備えたいです」

改めて見せたいプレーとは。

「攻める時、アグレッシブに、またアイデアを出しながらゴールに向かっていって、最終的にはゴールを決めていく選手でありたい」

熊本でも、1年目はなかなか結果を出せなかったものの2年目に14得点を挙げる活躍でした。ゴール前での存在感、得点力はやはり期待されているところです。

「去年の終わりくらいから、そして特に今年に入ってから、フィーリングというか感覚的にいい感じでやれていて、自分の出したいプレーも出せていると思います。オフも休みはしたけど、いい形で過ごせて、いまここまでいい感じできてるのかなと思います。それは、湘南はこういうチームだっていうのが今は自分の中でもハッキリしていて、こういうところを求められているということが分かる。調子の波を作らずにブレずにやっていけたらいいなと思います。自分の中でも楽しみです」

改めて、どんなシーズンにしたいでしょうか。

「振り返った時にいいシーズンだったと思えることが一番。そのために、毎試合毎試合、1日1日をしっかりやり切ること。自分のためにもチームためにもやっていきたい。最後にJ1昇格だったり、個人的にもしっかりした結果を残して終わりたいと思います」

決意のシーズンがスタート。ぜひ、ご期待下さい!!