馬入日記

【馬入日記:1月8日】ハングギョン選手、万感の想いを胸に柏レイソルへ移籍。

本日、ハングギョン選手の柏レイソルへの移籍を発表しました。
20歳の時から4年間ベルマーレに在籍し、素晴らしいプレーを見せ続けてくれました。
韓国代表としても活躍するような選手へと、大きな成長を遂げました。

写真は、苦楽を共にした通訳の金秀昌さんと。帰国前に話を聞きました。

リリースのコメントからも、ベルマーレへの愛情と感謝の気持ちが感じられますが、その想いは本当に深いものです。

「多くの人に支えてくれたことを本当に有難く思っています。忘れてはいけないことだし、絶対に忘れることはありません。4年間が経ちましたが、僕自身こんなにも早くA代表に選ばれると思わなかった。反町さん、曺さんと二人の監督に指導してもらい、成長することができたと思います。まだまだ学ぶことはたくさんあると思うのですが、本当にそういった指導者の方々のお陰で成長できたと思っています」

一番印象深いことは?と聞くと、「やっぱり昇格の時の喜びが一番かなと思います。あの時は、本当に幸せを感じました」と。

共に戦ってきた、仲間に対しては…

「本当に感謝の言葉しかありません。僕はわがままで自分勝手だったと思うけど、そんな自分にいつも言葉をかけてくれて、また寂しくないようにいつも面倒をみてくれました。そんな仲間には本当に感謝しています。ベルマーレには、優秀な素晴らしい選手が多い。そういった選手と戦えたことは光栄なことだし、才能のある選手たちが絶対にまたJ1へとチームを昇格させると思うので、頑張ってほしいと思っています」と。

そして今年は、いよいよワールドカップイヤー!
来るべきワールドカップに向けて、重要な一年を迎えています。

「国を代表するチームでのプレーは当然責任感も強く持っていますし、国のために頑張るといいう気持ちはいつもと変わりません。ベルマーレには若く可能性のある選手がたくさんいます。僕は、4年前はまったく無名の選手だったけれど努力を重ねていくことで代表選手に選ばれることができた。少しでも、そのことを希望に感じてもらいたいし、励みになって力になればと思います」

降格の日、人目をはばからずに泣き崩れていたグギョン選手の姿は、誰の心にも残っています。
チームを離れてしまうのは寂しいことですが、「また会える日を楽しみにして、“Goodbye”ではなく“so long”という言葉を使いたいと思います」と語るように、活躍を願い、再会の日を楽しみにしましょう。
引き続き、熱いご声援をお願いします!