馬入日記

【馬入日記:12月6日】明日はいよいよ今季最終節!キャプテン・永木選手の言葉

明日は、ついに2013シーズンの最終戦を迎えます。
どんな時も、熱い声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんに、感謝の気持ちを示す時。“湘南スタイル”と“結果”で応えたいと、選手たちは今週もトレーニングを重ねてきました。

今季キャプテンに就任し、ピッチ上で戦う姿を見せチームを引っ張ってきた永木選手。並々ならぬ想いで最終戦を迎えます。

「FC東京戦で降格が決まってしまったけど、その後でも、前節は遠い広島までサポーターが来てくれた。明日はホームでの戦いで、明日もサポーターや支えてくれている方たちが来てくれるので、本当にそういう方たちのために、最後は絶対に勝って終わらなければいけないと思っています」と永木選手。

降格という現実を受け止め、向き合っている日々。

「上がった年に落ちてしまうことは絶対に避けたかったので、本当に悔しかった。でも、この結果がまだ自分たちの実力なんだと思う。他のチームと比べてまだ力が足りないということが結果に出てしまった。これは個人個人の意識をもっと高めていかなければいけないということだと思う。自分にとってもいい経験になったし、今年のチームは特に若かったので、若い選手たちが本当にいい経験をした一年だったと思います」

前節の広島戦は0-1の敗戦でしたが、どんなことを感じた試合だったでしょうか。

「広島との2試合は、両方とも相手のほうが上手(うわて)だなということを感じさせられた試合だったと思います。試合が終わった後は、他の試合以上に悔しい気持ちがあった試合でした。何が負けていたかと考えると、技術の差、フィジカルの差、チーム力の差という部分含め、やっていて上手だとすごく感じた。そういう相手とできたことはすごくいいことですけど、自分たちもそういうチームになっていかなければいけないと感じました」

前期の広島戦に比べれば、大きな成長があったのでは?という言葉には…

「成長はあったとは思うけど、まだまだ、これくらいの試合内容ではJ2に落ちてしまうチームだと改めて感じたし、もっと差を詰めなければいけなかったんじゃないかという気持ちが強いです」と。

そして、明日BMWスタジアムに迎えるのは、大宮アルディージャ。プレシーズンとナビスコカップ含め、今季4度目の戦いとなります。

「今季一度も勝てていないので、当然勝ちたい気持ちが強い。力があるチームだし、特に個人で打開できる選手が前にいて、そういう選手にやられて負けてしまった3試合だったので、同じことを繰り返さないようにしたい。自分たちもその時より成長できていると思うし、成長した部分を、明日ピッチの上で表現できれば勝点3はとれると思う。しっかり出していきたい」

ここ6試合は全て1点差ゲームです。

「そういう差で、J1に残れるか残れないかが決まってくるんだと思う。今年は本当にそういう試合がたくさんあった。惜しい試合を自分たちのものにできるようになれば、J1で生き残れると思う。今シーズン、本当に悔しい経験をしました。でもその経験は成長の糧にしたい」

明日の大宮戦では、これまで積み上げてきたことを結果でも証明したいという想いがあります。

「サポーターに喜んでもらえるような試合をしたい。そのためには、今まで出た課題がまた出てしまうような試合になってはいけない。毎試合、課題をピックアップして修正してきた一年だったので、だんだんなくなってきた。最後の試合では、新しい失敗だったらいいけど、同じ失敗を繰り返さないようにしたい。そしてもちろん、自分たちの特長である縦に速いサッカーであったり、運動量だったり、切り替えの部分をしっかり出せればと思います」

最終戦で勝利のダンスを。
選手の誰もが、なんとしても叶えたいと強く思っています。

明日も、どうか変わらぬ熱いご声援をよろしくお願いします!!

※大宮戦試合情報
http://www.bellmare.co.jp/93840

 
さて、明日の大宮戦のグッズ売店では、ぜひ遠藤航選手が手にしている…
「縦の美学」をGETして下さい!

この縦の美学、第1章では、J1復帰を果たした2009年と2012年にフォーカスし、反町康治前監督や曺貴裁監督、元選手の坂本紘司の言葉を織り交ぜながら当時の戦術をひも解き、それぞれの「縦」に迫る内容。

そして第2章「ベルマーレフットボールアカデミー」では、クラブの哲学を踏まえたうえで育成の現場ではどのようなトレーニングを行なっているのか、重視するスキルや練習メニューを紹介します。また、アカデミーで育った生え抜き選手7人のインタビューも掲載されています。

“湘南の暴れん坊”のDNAを受け継ぎ、どんな状況にあってもピッチで躍動を失わない選手たち。「湘南ベルマーレが追求するサッカーのスタイルと育成論」というサブタイトルが示すとおり、ベルマーレのこれまでを編み、これからを紡ぐための一冊。

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