【馬入日記：11月29日】明日は広島戦！高山選手インタビュー

明日は今季最後のアウェイゲーム、サンフレッチェ広島戦です。
前節、FC東京戦で先制ゴールを決めた高山選手に話を聞きました。
（いきなり坊主頭になっていたので驚いた方も多かったことと思います！）

まずは先制ゴールのシーンについて。
「あのゴールは翔雅（鎌田選手）と大介（菊池選手）とグギョン（ハン）でいい崩しをしてくれたからこそのゴール。僕は正直、グギョンとキーパーのところでクロスは難しいかなと思って足が止まってしまっていました。本当だったらもっと中にいかなければいけなかったんですけど。でも行かなかったら逆にそこにボールがきたという感じでした。だから、あれは僕のゴールではなくて、完全にあそこまで持っていた人たちのゴールだったと思っています」と高山選手。

しかし目の前にきたボールをダイレクトシュート！ボールはネットを突き刺しました。

「何も考えずに振っただけでした。前のFC東京戦もそうだったけど、シュートの瞬間は“無”でした」

勝たなければ、道は拓かれないという状況の中での一戦でした。

「勝つしかないという状況は僕にとってはいいメンタルで試合に入れたと思います。個人的には前半から全開でいくという気持ちでやっていたんですけど、なかなかうまくいかなくて、後半はチームとしてそういう姿勢が出せて、仕掛けるところなどいい形が作れるようになっていって、得点にも繋がったと思います。ただ、自分が決めるところを決めていれば、という想いが強くあります」

一体感をもって積み重ねてきたシーズン。
いまこの降格をどう受け止めているのでしょうか。

「決まってしまったけど、まだ2試合残ってるし、俺たちJ2に落ちたんだという気持ちでいるわけではないです。2試合が終わったらそういう気持ちになるかもしれないけど、いまは試合が残ってるから目の前の試合に勝たなきゃという気持ちです。この間の試合が終わってすぐ、広島戦に向けた練習があったし、立ち止まるんじゃなくて頑張ろうって思えた。とにかくやらなきゃ、と」

明日は広島戦、そして12月7日の最終戦はホームでの大宮戦です。

「相手は上位争いをしている広島だし、大宮も最後絶対に勝ちたいと思って戦ってくると思う。シーズンの最初は相手の胸を借りるとか言ってたけど、そういうのも違うと思って、いまは相手を気にしなくなりました。相手がどこでも、自分たちのサッカーをして勝ちたい。僕自身は点に絡むこと、そして守備でもハードワークすることを大事にして戦いたい」

攻守において全力プレーを見せる高山選手。ピッチの上でさらなる躍動を見せてくれるはずです。

「降格が決まってしまい、それでも応援してくれるというのは、本当に応援してくれているということだと思うし、時にはブーイングをしてもらって、自分たちもっと頑張らなきゃいけないと思わせてくれたのもサポーターの力だと思っています。2試合、しっかり勝って最後に勝利のダンスを2回踊って、今年一年を終われるように頑張ります」

広島戦、ぜひ熱いご声援をよろしくお願いします！

※最終戦は12月7日 vs大宮戦！
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