馬入日記

【馬入日記:11月4日】今週末は鹿島戦!鎌田選手インタビュー

次節は待ちに待ったホームゲーム!11月10日(日)、鹿島アントラーズを迎えての一戦です。

鎌田選手に話を聞きました。
まずは前節、アウェイで行われた新潟戦を振り返って。

「強気にいこうと思って試合に入りました。ただ、僕自身は最初全然ボールに触れなかった。ボールがこなくて自分が入れてないのかなと思っていました。1回ボールがきたら、絶対に前にいこうと思っていて、実際に1回目で前にプレーできたことで、少しずつリズムがとれてきたと思います。将太(古林選手)がすごくいいポジションをとってくれてたと思うし、フルさん(古橋選手)とか憲さん(岩尾選手)もすごく助かるポジションをとってくれていました。相手のプレッシャーは速いとは思ったけど、そんなに焦ることはなかったと思います」

3バックの右でプレーした前半。落ち着きと1対1の強さを随所で発揮していました。

「やっていて慌てた感じはなかったと思いますけど、もう少しいけるところはいってもよかったと思うし、僕自身は1対1も出し切れてない感じはありました。やはり後半、3点目を食らったところが痛かった。PK2つも“気をつけろ”と言われていたところでやられてしまったんですけど、そこから2点のまま抑えるのか3点になるのかで、勝点にも繋がるものだったと思います。3点目を防げなかったことが自分の中で悔いの残るところです」

鎌田選手の前を意識したプレーが目立ちました。前線に上がっていき強烈なシュートを放つ場面も。

「シュートは枠にはいきましたけど、今度はさらにコースを狙っていけたい。そういうところの差が出てると思います。もちろん入れる気持ちで打ったけど、狙ったところに打てるように、もっとイメージしてやっていきたい。“前へ”という気持ちは、全部がそうだったかは分からないけど、そういうシーンが出たことはよかったし、それを当たり前にして続けていきたいと思います」

チームとしても、らしさが出せているものの結果に結ばれないという歯がゆさがあります。

「守備のリズムを自分の間合いに持ち込んでいきたい。僕自身はフロンターレと対戦した時が一番よかったと思うし、あれくらいの対応をどんな相手にも出せるということが重要。メンタル的なところもそうだし、どれだけ自分のプレーができるかが大事だと思っています」

どのポジションにおいてもポジション争いは激しいものですが、鎌田選手も今季はなかなか継続した出場を果たしていません。

「出られていないことが今年多かったので、今さら気持ちが落ちることはなかったし、常にイメージだけは持っていました。呼ばれた時にはいける準備もできていたので、新潟戦でも焦りとか緊張はなかったです。でも、出たからには勝点3に貢献したかったという悔しさがあります」

残り4試合。背中を追いかける15位の甲府とは、勝点6差です。

「ここまできたら、戦術以上に一人ひとりの想いとかそういうところだと思う。残留に対するものやプレーに対する想いを持って、ブレることなく戦うこと。自分の得意なところをみんなが出して、カバーし合うところこそ、湘南だから、みんながポジティブなプレーと想いで、どんな状況でも続けていくことだと思います」

ポジティブなプレーと想いで。
ぜひ鹿島戦、満員のスタジアムでチームを後押しして下さい!