馬入日記

【馬入日記:10月2日】チームのために。ハングギョン選手インタビュー

名古屋戦に向けての新しい1週間を、チームひとつになって過ごしています。
活気ある練習の後、ハングギョン選手に話を聞きました。

まず、攻守において奮迅の活躍をした浦和戦について。

「浦和戦は内容よりも結果が大事な試合だったので、その結果が出なかったことが何よりも残念です。いまも悔しく思っています。リードした時点でその1点をどうしても守らなければいけなかった。最後に同点ゴールの場面を作らせてしまったことは個人的に責任を感じています」

試合直後もそうでしたが、口をついて出るのは反省の心。感じている悔しさは計り知れません。
しかし、チーム全体として感じられた手ごたえもあります。

「相手の選手に自由にプレーさせないように前からプレスにいこうということで、みんなで連動してやったことはうまくいったし、ボールを奪った後に速く攻撃にうつるという点でもすごくよかったと思います。浦和戦だからといって特別な準備をしたわけじゃなくて、いつもどおりの準備をして臨みました。前回対戦した時を振り返ってみると、選手全員が浦和という相手に対して過剰に反応してしまったし、スタジアムの雰囲気にものまれて、恐れてしまった。まったくそんな必要はなかったのに、そういう形で試合に入ったことが悔やまれる試合でした。でも、同じように練習をしているし、同じように食事をし休んでいるのだから、そんなに差があるわけではない。今回、内容的にいい戦いができたことは、心理的な部分の差が埋まってきたのではないかと思います」

そして、2010年から試合出場を重ね、第26節で100試合出場を果たしました。試合前には花束を贈られましたが、この記念すべき100試合については…

「正直、試合の出場数に関して言えば、自分はまったく関心がなかったんです。1試合1試合、ベストを尽くしたか、情熱をもってサッカーに臨んだかということが重要であって、ゲーム数に関してはまったく意識していませんでした」となんともグギョン選手らしい言葉。

思えば、2009年のシーズン終盤に、韓国の大学を中退し練習生としてチームに合流したグギョン選手。
プロ契約をし、日々を重ね、今や韓国代表に名を連ねる選手へと成長しました。

「あの当時は本当に全ての面において若かったと思います。ただ自分は、その中でも常に未来への希望を捨てていなくて、不安感もなかった。自分は絶対にできるという信念のもとにずっとやってきたので、その結果、今の自分があると思っています」

名古屋戦が終われば、再び韓国代表の国際親善試合のため、韓国へ行きます。
10月12日にはブラジル代表と、10月15日にはマリ代表と試合を行う予定です。

「幸いにも最近は召集の度に代表に呼ばれていますけど、それはいつ呼ばれなくなるか分からないし、状況が変わるかもしれない。だから毎回、これが最後の代表になるかもしれないという想いで、死に物狂いでやらなければいけないと思っています。でも、その前に名古屋戦があるので、名古屋戦が終わるまでは、ベルマーレでの戦いに集中をしたい。ベルマーレに忠誠を誓うというか、とにかくチームのために戦いたいと思います」

いつもブレることのない想い。
チームのために戦い抜く姿、名古屋戦でもぜひご期待下さい!

 
さて、その5日(土)の名古屋戦にてベルマーレクイーンによる企画、主催のイベントを開催することとなりました!

残り3試合となったホームゲームでより団結し、チームに力を与えたい、そし

てホームゲームでの試合観戦をもっともっと楽しんでいただきたい、とい う想いからクイーン4名でイベントを企画しました。

ベルマーレクイーンが力を合わせ練りに練ったイベント!サポーターの皆さんのご協力が必要ですので、ぜひご参加をお待ちしています。

まずは12:00から場外にてメッセージブースを出展!
用意された横断幕にサポーターの皆さんのメッセージを書き込んで下さい。
完成した横断幕は当日の「勝利への花道」にてお披露目されますので、ぜひご協力を!

さらに15:00頃からはクイーンがスタジアムでの着こなしを提案!
ユニフォームでのかわいいスタイリング、アパレルや小物を使ったアレンジ方

法など、スタジアム観戦をより楽しめるスタイルを披露します。お楽しみに。

※クイーンからのメッセージはこちら!
http://www.bellmare.co.jp/90910