馬入日記

【馬入日記:9月13日】明日はサガン鳥栖戦!遠藤選手インタビュー

明日はサガン鳥栖との対戦です!
九州2連戦を連勝で。その想い強く、チームは鳥栖へ出発しました。

練習後、遠藤選手に話を聞きました。
まずは2週間前の仙台戦について。

「特に前半は、相手も前からこなかったので、うちがボールをもつ時間が長かった。その中で、相手の怖いところにボールを入れるとか、センターバックとサイドバックの裏に長いボールを入れるとか、そういうところの判断はけっこうよかったかなと思います。近いところでパスをまわすのも大事ですけど、1回長いボールを入れて起点を作るというのも大事になってくると思うので、そのあたりは1試合通してできていたところ。ただ、クロスから失点しているので、そこは課題としてしっかり見つめなければいけなところだと思います」

遠藤選手が相手にとって怖い場所へ、スパンとボールを入れるシーンが幾度もありました。そのチャレンジは意識しているところでしょうか。

「3バックの真ん中よりも右のほうが攻撃の起点になりやすいと思うので意識しています。パスの出しどころとして、サイドにも幅があるし、出しやすい。そういう意味でも仙台戦は前に入れやすい状況を周りが作ってくれたと思います」

3点目のウェリントン選手のゴールは、まさしくそのチャレンジが結実したゴールでした。

「うちはなかなかああやって、ロングボール1本で点をとるというシーンがなかったので、ああいう形で点がとれるならいいと思うし、優先順位を意識しながらやっています」と。

3バックの真ん中でプレーすることの多かった遠藤選手が、仙台戦では3バックの右でプレーしました。その違いとは?

「守備の面ではそんなに大きく変わるところはなくて、ラインコントロールやマークの受け渡し、クロスの対応といったところは真ん中と同じです。サイドのほうが1対1になる場面は真ん中より多いので、そこの対応はひとつ大事になるところだと思います。攻撃はパスコースが何個もあるし、攻撃の起点になることが多いですね。3バックのサイドがしっかりビルドアップできるかどうかで、攻撃の厚みや幅が変わってくると思います」と。

真ん中での経験が活きている場面も多くあります。

「真ん中のほうが、より首を振っていろいろ周りを見なければいけないと思うので、難しさはあると思います。僕もカズくん(大野選手)が真ん中をやったら声をかけていますし、真ん中の一番見えにくいところは分かっているつもりなので、カバーしながら。カズくんも僕に声をかけてくれますしそこのコミュニケーションはしっかりとれていると思います」

さて、明日はサガン鳥栖戦。ホームで戦ったのは3月9日の第2節。遠藤選手はまだ負傷中で出場していませんが、1-1で引き分けた試合です。

「鳥栖は本当にハードワークするし球際に強くてガツガツくるようなイメージがあります。攻撃に関してもシンプルに長いボールを入れて、セカンドボールを拾ってシュートまで持ってくる力もある。クロスに関しては枚数をかけて入ってくるような感じなので、本当にいま自分たちが課題としているところをしっかりやることで勝ちにも繋がると思う。そこをしっかり守り切れば、自信にもなってくると思う。長いボールの対応や球際で負けない、セカンドボールをしっかり拾うとか、そういう基本的なことをしっかりやれればと思います」

ホームに戻るのは9月28日の浦和戦。その前にこの九州2連戦を戦います。

「毎試合大事ですけど、順位の近い相手には離されたくないですし、大事なゲームになると思っています。その中でもしっかり自分らしさを出して戦いたい」

明日は19:00キックオフ。
ぜひ熱いご声援を!!