馬入日記

【馬入日記:8月8日】「より責任を持って」中川選手インタビュー

先日発表となりましたが、中川選手がU-19日本代表に選出されました!
U-19日本代表はスペインのバレンシアで行われる「アルクディア国際ユースサッカートーナメント」に出場します。

「以前からこの時期に代表の大会があるということは知っていて、選ばれたいなとは思っていました。ただ、そこまで考えていたわけじゃなくて、今はまずチームで練習や練習試合、公式戦の中で、自分のレベルアップをさせることが今の僕の目標であって、その延長線上に、代表などがあると思っていました。選ばれたことはすごく嬉しく思いますけど、やっぱりベルマーレのエンブレムを背負って代表にいくわけなので、そういう責任をもって、代表にいっても恥じないような堂々としたプレーができればいいなと思います」と中川選手。

練習を大切にしている様子は、日々の中で伝わってきますが、いま特に意識していることはどんなことでしょうか。

「いまなかなか試合に出られていないですが、その課題というのは、プレーに対する責任だと思っています。練習でもひとつのパスであったり、ひとつのコントロールであったり、そういうところでしっかり責任をもってプレーすることが課題で、意識しているところです。ミーティングでもデータ化されていて、自分に足りないものとチームに足りないものっていうのがリンクしていて、ひとつのプレーの責任をもってやることが勝利に繋がる、ということをみんなで話し合っているので、そういう点では、個人的にもチームとしても意識しているところです」

同年代の選手たちが集まる代表と様々な年齢層のクラブ。
プレーするにあたって変化、違いはあるでしょうか。

「違うということはないかな、と思います。ピッチに立つ以上、年齢差は関係ないし、やるべきことは常に自分にあると思うので、客観的に見た時の違いはあると思うけど、自分の中ではスタイルを変えたくない。自分のいいところを出すだけだと思っています」

改めて、どんなプレーを見せたいでしょうか。
「まずは平常心で試合に臨むことが大事だと思っています。自分の能力が100%だとしたら、それ以上は出せないと思うので、平常心で試合に臨む中で、その100%をしっかり出し切ること。全力でやることを自分のモットーに掲げてやれれば、もっと自分のいいところを出せるし、これからに繋がる課題が見えてくると思います」

内容の上積みはできてきました。勝ち切るためには?
「やっぱり、小さいところの責任が大切だと思います。ここ1週間、チームが掲げているテーマは“責任”なので、そういうところをしっかり、一人ひとりが持つことだと思う。ひとつのパスはもちろんだけど、セットプレーでの失点が多いので、自分の対峙する相手に対してなど、そういう部分でも責任をしっかり持ってやれれば、もっと勝点を積み上げられると思います」

ひとつのプレーに責任を持つこと。
その強い意識によって、さらに成長していくことでしょう。
U-19日本代表の遠征で8月23日まで不在ですが、逞しさを増して帰ってくることに、ぜひご期待を!