馬入日記
【馬入日記:8月5日】SKYシリーズ2戦を振り返る。下村選手インタビュー
先週は川崎、横浜FMとのSKYシリーズ2連戦。2試合共に、見ごたえある熱い試合となりました。
横浜FM戦の翌日には、再び横浜FMと練習試合。(4-0で勝利しました)
練習試合後、下村選手に話を聞きました。
2試合共に途中出場でピッチに入った下村選手、守備面でチームを落ち着かせ、攻撃では鋭いシュートを放つなど活躍が光りました。
まずは川崎戦について。
2-1の状態で入りましたが、ピッチに入る時に意識したこととは。
「選手であれば、こういうプレーをしたいとか絶対にあると思うんですけど、でもあの状況で入るのであれば、自分のプレーをしたいというよりも、いまピッチにいる選手たちが自分に何を求めているかということを考えてプレーすることが大事だと思います。簡単に言えば、欲を出さないということ。自分が動いてスペースを埋めたり、寄せなきゃいけないところでしっかり寄せたりといったところで貢献しなければいけないと思っています」
危ない場面で身体を張り、ゲームをしっかり読み、チームのために献身する下村選手がチームを大いに救っていました。
監督が常々口にする「チームを忘れるな」という言葉を体現する姿でした。
下村選手自身は、チームの成長をどのように感じているでしょうか。
「長い中断が明けて4試合で勝点4という結果で、その時も序盤戦とは違うチームに成長しているなと感じましたけど、今回東アジアカップを挟んでのリスタートでしたけど、ああいう試合を逆転で勝ったというのは、確実に成長している証だと思う。試合が終わった時のみんなの喜び方とか見ていると、自分たちでしっかり掴んだんだという雰囲気がありました」
終了のホイッスルが鳴った時、爆発的な歓喜がありました。下村選手自身は、というと…
「めちゃくちゃ嬉しかったですよ。自分が若い時とか今の亮太(永木選手)みたいにずっと試合に出ていて、そういう90分出て勝った時ってものすごく嬉しいものなんですけど、最近は途中からが多いのでそこまでの気持ちってなかなかなかった。でもあの試合は、最初から出てるくらい嬉しかったですね」と。
そして、中2日で行われた横浜FM戦については。
「自分の中ではうまく入れなかった感じでした。川崎と違うのは、川崎にはある程度ボールを持たれていたのでしっかり守備をしながらボールをとったらカウンターという感じでした。マリノス戦に関しては最後は相手も動けなくなっていて、こちらが点をとりにいく展開だった。川崎戦では低い位置をとりながら3バックの前に立った感じだったけど、マリノス戦は全体が押し込んでた中で3枚残ってる前だったので、けっこうスペースもあったし、攻め切れなかった時の守備は大変でした。ただ1枚になったことで亮太とカジ(梶川)が前にいけるようになったので、押されていたところを少し盛り返したかなという感じはありました。もう少し、後ろを助けるなり中盤でボールを受けたりしたかったですね」
守備だけでなく、どちらの試合でも、セットプレーのこぼれ球からの強烈なシュートなど、途中出場でも2本のシュートを放ちました。
「川崎戦のシュートは、あれが入っていれば本当に完璧でしたけど…。ただ、ああいうシュートを打ったのは、たまたまこぼれてきたご褒美みたいなものですね。マリノス戦はあまりいいシュートではなかったですが、ただ、クロスとかコーナーのボールが上がった時にこのへんに来そうだなっていうのを最近感じるところがあって、あとはダイレクトで打つのか、2タッチで抑えて打つのか、見極めもしっかりしなければと思います。ボールの軌道で、こっちのクリアはないなとか、クリアのヘディングの瞬間で右か左かと気を遣っているところはあります」
そして、休むことなくリーグ戦が続きます。
「ここからあと15試合ですが、内容がよかったけど勝てなかったということじゃなく、内容が多少悪くても、ボールを持たれても、勝たなきゃいけないという試合がここから続いてくるので、勝点3をとるということにフォーカスしてやっていかなければいけない時期にきていると思います。自分の役割も含めて、チーム全体でそこを考えてやっていければと思います」
次節はアウェイで清水戦、そして8月のホームゲームはあと3試合。
熱い熱いご声援、よろしくお願いします!
…最後に。下村選手の後ろに背後霊のようにいるのは、下村選手を尊敬する岩上選手&鈴木選手(特別出演!)
※8月のホームは「湘南スプラッシュサマー」!!
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