馬入日記
【馬入日記:7月23日】練習再開!最後のところを突き詰める。亀川選手インタビュー
新潟戦のあと4日間のオフを挟み、練習が再開しました。
毎日2部練習が続き、練習試合も多く組まれています。
後半戦スタートとなる7月31日(土)の川崎戦まで、いい準備期間を過ごしたいところです。
練習後、亀川選手に話を聞きました。まずは新潟戦について。
「ミーティングで新潟は組織的で走るチームなので総力戦だと言われていました。自分たちは中断期間での走りを活かして、そこでは絶対に負けたくないという気持ちを強く持っていました。失点するまでは本当に新潟に何もさせずに自分たちのよさが前面に出ていたと思います。その中でのカウンターからの失点だったので、チャンスの時に、本当にとらなければいけないんだなということを思わされた試合でした」
4連戦の4試合目とは思えないほど、前半からフルパワーで戦い、チャンスを多く演出。
しかし、ネットを揺らすことができませんでした。
攻撃面の感触としては「前半、タケくん(武富選手)にスルーパスを出したり、1回サイドをえぐってセンタリングというシーンもあった。でもそれも得点に至っていないし、そこのひとつひとつのこだわりをもっと突き詰めていかないといけないと思います。新潟はマンツーマンだし絶対についてくるということも分かっていたので、絶対に負けられないと思っていました。でも途中交代になってしまったし、自分でもダメだったな感じています」と亀川選手。
具体的に感じている課題は…
「ひとつのパスもそうだし、リズムを変えるということもなかなかできていなかったと思います。失点するまで全員よかったけど、失点して少し焦ってしまったと思う。そこでもっと落ち着いてプレーできるようにならないといけない。ほとんど攻めてた中でのカウンター1本だったので、ちょっと隙があったのかなと思います。でも失点後も自分たちの得点シーンはあったけど、やっぱりそこで決め切れなかったというのが最後まで響いてしまったと思います」と。
新潟のひとつ前の甲府戦では途中出場。
岩上選手のゴールに絡む働きでした。
「翔雅くん(鎌田選手)が運んでいる時に目があって、くるかなと思って走り込みました。競り合って、最初に僕がさわって相手の頭に当たって祐三くん(岩上選手)に渡った感じでした。普段、祐三くんとはよく話をしていて、ポジションもかぶるので僕が入らなかった時に祐三くんが入ったり、その逆もあったり、お互いに頑張ろうって声を掛け合ったりしてました。ああやって与えられたチャンスで結果を出すってすごいなと思います」
本当に激しいポジション争いの日々。選手はどんな風に感じているのでしょうか。
「他のチームやったら、よく見たら固定されていて、たとえ他の選手が調子がよくても変わらないという感じやと思うんですけど、うちは本当に調子がよかったらチャンスを与えてもらえるし、それが日々の練習にも繋がってると思います。本当にいいサイクルになってると思います。公式戦に出られない時は必ず練習試合が入っている状態ですけど、他のチームの話を聞いたら、練習はすべてレギュラー陣に合わせた練習というところもあるので、本当に成長するために今のトレーニングは大きいなぁと思います」
少しのブレイクを挟み、7月31日から怒涛の試合がリスタートです。
「順位もそうなんですけど、1ヶ月の中断前よりチームはすごくよくなってると思いますし、本当に最後のところの結果だと思っています。そこは本当に最後の精度。シュートの精度だったら個人で残ってトレーニングを積んで伸ばすこともできると思う。チームとしてはいいものが出来上がってると思うし、あとはどれだけ個人のところで踏ん張ってできるかというところだと思います。1試合1試合GET3を積み重ねて、最終的に結果がしっかりついてくればいいかなと思います」
短いながらも、再び与えられたこの中断期間、全員で突き詰めていきたいところです。