馬入日記
【馬入日記:7月11日】Jリーグ初得点!亀川選手インタビュー
昨日はホームに柏レイソルを迎えての一戦。待ちに待った再開後初のホームゲームでした。
大声援を受けて戦った、熱い90分。
亀川選手の鮮やかなゴールで先制するも、終盤に立て続けに失点を許し1-2。
あと一歩のところで勝利を手にすることができませんでした。
先制弾は亀川選手のJリーグ初ゴール!
素晴らしい連携から、冷静に決めた素晴らしいゴールでした。
「安藤くんのキャッチからはじまって、薫くん(高山選手)があそこまで運んでくれて、カジくん、薫くんと繋いで1回スローダウンしたので、その時に自分も上がる時間があった。寛斗(中川選手)がうまくターンしたところで、寛斗と目が合って、来るやろうなと思って入っていったら、パスがきたという感じでした。出しどころはあそこしかなかったと思うし、トラップがしっかり前に置けたというのが一番よかったと思います」とゴールシーンを振り返ってもらいました。
が!
「シュート自体はあまりよく覚えていなくて。トラップがうまくいったというのはあったんですけど、流し込んだという感じで…ホンマよく覚えてないんです。気づいたらボールが入ってたという感じでした。入った瞬間も…覚えてないですね(笑)気づいたら寛斗と抱き合って倒れてたという感じでした」ということ。
「無」になっていたということでしょうか。
とにかく冷静に、ここしかないという場所に突き刺すファインゴールでした。
チームメイトが折り重なる歓喜のシーン。
「今までで一番嬉しかったかなと思います」と亀川選手。
再開初戦となった、前節の仙台戦では18人のメンバーにも入ることができませんでした。
「仙台戦のメンバーから外れて、中断期間に自分ではやってたつもりだったけど、周りから見たら全然ダメだったんだなということを実感しました。でもそこからは、一番早くて柏に出るためにやるしかないと思って、メンバーから外れてからはそこを見据えてやっていました」と。
掴んだ柏戦でのスタメン出場。意識して入ったことは…
「中断に入る前から得点はずっと意識していていました。薫くんやコバくん(古林選手)といった同じポジションの選手が得点やアシストを決めていたことにも刺激を受けていました。自分もそういう選手になっていかないと試合に出られないと思っていました。今年、試合出場を重ねるにつれて、ゴールへの意識は強くなっていたし、なかなかシュートを打つシーンというのがなかったんですけど、ナビスコの川崎戦であったり、徐々にそういうシーンが増えてきていたと思います」ということ。
そして「ここからがスタートやなって、気持ちが引き締まる感じです」と力強く語りました。
それだけに、やはりなんとしても勝点3をとりたい試合でした。
「そこは本当に、悔しい。柏から学ぶこともたくさんあるし、2点目の大事さも感じています。柏はそんなにチャンスがなくても、一発のチャンスで決めてしまう力がある。うちも先制してから、2点目をとれるチャンスがあったんですけど決め切れなかった。柏は1点を決めたら追加点まで奪うという、勝負強さがある。それを思うと、まだまだだなと感じました」
また、守備にも献身しました。
「あの失点シーン以外、危ないシーンはそんなになかったと思います。中断期間も守備の声などを練習でやってきて、そこは練習の成果が出てきていると思います。練習でやれば試合で出せるということは、自分も身を持って実感しているので、本当に練習あるのみだなと思っています」
さぁ中2日で(もう明後日!)今度はアウェイで甲府との対戦となります。
「“全員が戦力”と曹さんが言っているように、本当に誰が出ても湘南のサッカーが、このチームはできると思う。メンバーはどうなるか分からないですけど、本当にチーム全体で、前半のあと2試合、勝点6をとって折り返したいと思います」
山梨と言えば、亀川選手の出身校である帝京第3高校が。
「出たい気持ちはかなり強いです」と静かに闘志を燃やしていました。
明後日は甲府戦、そして来週水曜日はホームで新潟戦となります。
ぜひ、引き続き熱いご声援をよろしくお願いします!