【馬入日記：7月7日】J1再開！熱き仙台戦を振り返る。安藤選手インタビュー

馬入日記

2013.07.07

【馬入日記：7月7日】J1再開！熱き仙台戦を振り返る。安藤選手インタビュー

馬入日記

7月6日にいよいよJ1が再開しました！1ヶ月以上の中断期間を経て迎えた第14節。
ユアテックスタジアムで行われた仙台戦は、熱い熱い一戦となりました。

結果は0-0のスコアレスドロー。両者得点の奪えないままでしたが、緊迫した目の離せない90分となりました。

ベルマーレにとっては、リーグ戦で初の勝点、そして初めて無失点で終えた試合。
試合中にビッグセーブを幾度も見せた安藤選手に話を聞きました。

「力のある相手だったのですごくタフな試合でした。DFライン中心に、相手の決定的なシーンがいくつかあった中でも、しっかり抑えてゼロで前半を折り返すことができたのはひとつ進歩だったと思います」

連携よく守り、危険なシーンはあれど常に落ち着いて対応していた印象。

「昨日はいいコンディションでした。緊張しすぎずに試合に入れたし、身体の面では今年一番いい試合の入りだったと思う。連携の部分では中断期間もずっとやってきたので、問題なくやれたと思います。ただ自分もそうだしDF陣も、前半と後半で1回ずつくらい集中が切れたところがあったので、そこを突かれなくて本当によかった。シュートのシーンではなくて、壁の配置の人数とか誰を立たせるかのかを定めることができずに、後手になった場面がありました。相手がゆったりやるところがあったので助かったけど、そこはなくさなければと思います」

90分間、高い集中力を維持していた印象なので、それは少し意外な言葉。細かな部分に目を向け、次に向けて自省しています。
しかし、前半終了間際のビッグセーブは印象的でした。

「シューターが一人しかいなかったので絶対にここで打たれるというイメージができていました。けっこう至近距離だったけど、うまく体が動いた。日頃のトレーニングの成果かなと思います」と安藤選手。

試合後にサポーターから安藤コールが起きましたが、それは仙台戦の活躍を象徴するシーンでした。

「大きいセーブはあったけど、細かいミスを挙げればキリがないくらいあった。ルーズボールをこぼしたり、キックが低くなってしまったり。でもその後慌てないで対応できたのはよかったと思います」

決して動じない、という安藤選手らしさも随所に感じることができました。
中断期間を経て“変化”は感じるでしょうか。

「中断期間の練習や練習試合ですごく手ごたえがあって、今回中断明けの一発目に自分が出られたというのは大きかった。でも、おそらくキーパーは誰が出ても同じような結果になったと思う。同じ練習を同じようなクオリティでやっているので、キーパー陣の誰が出ても責任をもってゴールを守れると思う。昨日は僕だっただけで、また毎日の競争なので次は誰が出るか分からないし、自分は自分が出るつもりで準備をしますけど、みんないい準備ができていると思います」

無失点というのは、チームにとって大きな手ごたえでもあります。

「ナビスコではあったけどリーグでは初めてだったので、無失点に飢えていました。終盤に中原選手が入ってきたところでも、最後の最後、シマくん（島村選手）が体を張って守ってくれたのも大きかった。もしかして中断前だったらあそこでやられていたかもしれない。ただチームとして考えたら、チャンスがあっただけに勝点3がほしかった。でも、引き締まった試合だったので、そこで失点しないで勝点1を持ち帰ってこれたことは成長だと思う。ただ次、目指すのはここから点をとっていくこと。そうじゃなければ順位がいっこうに上がらないので」と。

次節はもう3日後です。10日（水）に柏レイソルを迎えます！
「大きな声を出して、DFラインの選手と一緒に守れたらと思うし、自分のスローインとかキックからいい攻撃ができればと思います。連戦ですけど中3日あるので、明日明後日の練習でどれだけコンディションを回復させられるか、相手のこと含めてどれだけ戦術をしっかり理解できるか。調整も含めてしっかりトレーニングをするだけです」

選手たちの逞しさを感じた仙台戦。
次節はいよいよホームでの再開。ぜひ、スタジアムで熱いご声援を！

　
さて、次節の柏レイソル戦は…ユニフォーム袖スポンサーとして多大なご支援をいただいている「CHECKER　MOTORS」さんのスペシャルデー！