馬入日記

【馬入日記:7月3日】いよいよ再開!永木選手インタビュー

リーグ戦の再開が、いよいよ今週末に迫ってきました。
6日(土)はアウェイでベガルタ仙台と、そしてホームでの再開初戦は10日(水)に柏レイソルを迎えて行われます。

練習後、永木選手に話を聞きました。
「キツイ練習をやってきましたけど、コンディション的には、身体は重くないし動いてる状態。ケガもなく1ヶ月鍛えることができたので、試合でキツイ走りの成果を出せればと思います」

「ラスト15分も運動量が落ちない」ということをひとつテーマとして、トレーニングに励んできました。その手ごたえは…

「練習試合では、相手が止まってる時間に自分たちが動けているなという手ごたえはありました。それを本当に公式戦で出せればいいと思います」と。

運動量以外にも、じっくりと自分たちを見つめ、練習試合や練習を重ねる中で進化を感じるところがあったようです。

「後ろからポジションを入れ替わりながらビルドアップしていくということをやっていますが、今まではちょっと危なくなったらロングボールで逃げるということもあったけど、味方のサポートによってもう1回もらったり、ということができるようになってきた。J1らしいチームになってきたと思います。本当に危ない時は、判断して逃げなければいけないところもありますけど、繋いでいけるところは前を常に意識して繋ぐということが練習試合でも表現できていたと思います」

ジュビロ磐田と行った練習試合では、意思疎通を図りながら速いパススピードでボールを前に繋いでいくシーンが多く見られました。
「いま本当にそういうことができてきている段階なので、さらにその質を高めていきたい。みんなで追及してやっていきたいと思います」

また、「声」についても中断前とは変化を感じるところです。

「声は本当によく出るようになったと思います。特に守備のプレッシャーのかけ方だったり、前の味方に対してどっちから行けという声はみんな出せるようになっていると思う。“間違ってもいい”と言われていることも大きいと思います。声を出さないで間違えるより、声を出して間違ったほうがいいと言われているので。やっぱり中断前のあまりよくない時間帯は、声が出てなかったと思うし、そういうところは改善できていると思います」

この1ヵ月間はチームにとって、また選手個人個人にとって、貴重な時間となったようです。

「いま、本当にシーズン前のような感じがしています。自分としては、またベルマーレが新しいチームになっていると感じるので、再開がすごく楽しみです。でも、それは相手も同じこと。違うスタイルを出してくるチームもあると思うし、あまり調子がよくなかったチームが中断明けに調子がいいということもあると思う。でもその中でも勝っていかなければいけない。本当にいい練習ができていると思うし、出し切れていると思うので、自分たちの練習の成果を信じてやるしかないと思います」

さて、土曜日は仙台戦。今季初対戦となります。
「前線ににウィルソン選手と赤嶺選手という強力な2トップがいるので、ボールキープもうまいと思うしそこで起点を作らせないことだと思う。そこを防げれば自分たちのペースで戦えると思います。意識の部分やプレーの精度は上がっていると思うので、それを本当に公式戦で出したい。結果を出して初めて、よくなったねと言われると思うので、結果にこだわりたいです」

充実した日々は表情からも感じ取れるものでした。
ぜひ、ご期待を!