馬入日記
【馬入日記:6月28日】ベルせんで個性発揮!子どもたちと楽しい時間
今日も小学校訪問授業の「ベルせん」が行われました!
今回は、港小学校の6年生の4クラスを訪問。
大槻選手&河野選手、下村選手&梶川選手、古橋選手&中川選手、中村選手&荒堀選手のコンビが元気な6年生と「夢」についての話をしました。
まずこちらは、大槻選手と河野選手のコンビ。
最初から120%の高ーいテンションで入る大槻選手。教室に入るなり、二人でいきなり机の間を通って子どもたちとハイタッチ!
言葉を発する度にみんなが元気よく笑ってくれ、活発な子どもたちとの楽しい授業がスタート!質問コーナーも盛り上がりました。(大槻選手は「どうしてそんなにテンションが高いんですか?」と女の子に聞かれるほどでした)
こちらは下村選手と梶川選手のコンビ。
下村選手の優しい笑顔と梶川選手の子どもたちへのナイスツッコミというバランスで、授業がスタート。
ちなみに梶川選手は学校に着いた瞬間から、選手たちに「小学生はあっちだよー」「遊んでおいで」などと言われていました。
そして、古橋選手と中川選手!
子どもたちの話を熱心に聞き、大切なことを伝えようという姿勢が印象的でした。
18歳の中川選手も、まるで本物の先生のような雰囲気。
古橋選手はJリーグがなかった頃の小学生時代、高校を卒業する時にJのクラブをいくつか受けたけどプロにはなれなかったこと、ホンダで働きながらサッカーを続けていたこと。その間ずっとプロになることを諦めなかったこと。続けることの大切さを、経験談と共に語りました。
中川選手は、自分はJリーガーの中で最も小さな身長であること、小学生の時も中学生の時も、常に身長は一番小さかったこと。でも、その身長をどう思うかは自分次第。プロ選手になることは絶対にあきらめなかった、という話をしました。
そして中村選手と荒堀選手のコンビは…
本当によく考えられた、工夫がいっぱいの授業!
まず最初に机を後ろに下げて、立って「頭の体操」!いくつかのゲームをやり、普段の子どもたちのように元気な様子を引き出していきました。
ゆうや先生がかなり綿密に計画して流れを作り、ボリ先生が子どもたちの目線に立って話を引き出すという絶妙なコンビネーション!
子どもたち一人ひとりに夢について話してもらう時には「夢がまだないという子もいると思うけど、夢や目標はいっぱいもったほうがいいよ。なかなか持てなかったら、“明日●●しよう”でもいい。そうしたら“やろう!”っていう気持ちが出てくるから。自分の夢、発表できる人いますか?人に言うっていうことも大事だよ。それもチャレンジだよ」と荒堀選手は分かりやすく話していました。
質問コーナーで目標を聞かれた河野選手は…
「僕は小さい頃からずっとベルマーレで育ってきて、本当にこのベルマーレというクラブが大好きで愛着があります。だから、ベルマーレを日本一のクラブにしたい。そのための力になることが目標です」と答えていました。
梶川選手は、クラスの中に同じくらいの身長の女の子がいて「ギリギリ勝ってるわ、よかったー!」と言った矢先、今度は身長の高い男の子が登場!
背比べをするとほぼ同じ!「髪の毛を立ててる分だけ高い!」などなど突っ込まれ、子どもたちからもツッコミを受けるという事態になっていました。
古橋選手は最後にメッセージで…
「今、僕は32歳でこれまで25年間くらいサッカーをやっています。その中で本当に嬉しい気持ちを味わえるのは、10あったとしたら1か2くらい。残りは、今も僕はケガをしているけど、苦しいことを経験しなければいけないこともある。頑張っていると壁に当たることがあるもの。でも、好きなことや夢中になっていることなら、その壁は絶対に乗り越えられる。だから、みんなもぜひ好きなことにチャレンジして下さい」と話していました。
中村選手と荒堀選手の教室は、机を後ろにしたままで、一人ひとりと近い距離で対話を。
チャイムが鳴っても、選手たちも子どもたちも、その対話に夢中になってなかなか終わることができなかったほどでした。
そえぞれの個性が発揮された、楽しい授業。
元気いっぱいの子どもたちの記憶に、残るような時間でした。