馬入日記

【馬入日記:6月20日】より貪欲にゴールを狙う。武富選手インタビュー

中断期、練習と練習試合を繰り返す毎日。
公式戦はなくとも、日々の取り組みから、選手たちが充実して過ごしていることを感じます。
練習後、武富選手に話を聞きました。

「感覚としてはいいですね。自分に対していい感じでプレッシャーをかけられるようになってきたと思います。中断前はチームに慣れようとか、チームに合わせようみたいなところが強かったんですけど、一度中断に入って、自分のやりたいことを少しわがままにというか、ゴールに向かっていくことにもっとこだわってやっていこうと思っています。それは、得点をとるということに対して、自分へのプレッシャーにもなっていると思います」

これまで以上に自分を出していくことを意識すると共に、そこに責任を感じながらプレーしています。

日々の練習については…
「フィジカルは当然ですけどキツイですね。楽な日はないし疲労がとれている日はない状態。でも今はその中でうまくやっていければいけない。疲労がピークの状態でレッズとの練習試合を戦った感じでしたけど、その中でもある程度できたと思う。始めからキツイですけど、途中で走れなくなるというよりは、ずっと同じ感じでキープできていたので、そこはフィジカルトレーニングの成果でもあると思います。もうひと頑張りできるようになったのかなと思います」と。

また、中断前までの試合を振り返って率直に感じることとは。
「勝ち切れなかった試合や、勝点1でも奪えそうで負けてしまった試合というのが多かったと思う。最後の15分というのはみんなが意識しているところだし、その15分も運動量が落ちない体力面と、最後の精度の部分をもっと上げられれば、もっと順位を上げられると

思う。自分自身は、得点をとるというところは、一番足りなかったと思っています。もちろんそこにこだわっていたつもりだったけど、そこまで自分のプレーとして出せていなかった。だからもうちょっと貪欲に、自分を出していかないと、チームのためにもならないのかなと思っています」

どのチームも同じ状況ではあるものの、チーム力の上積みができているという実感も。

「よくなっていると思います。でも、最後の部分の大切さを感ます。いい形や流れを作ったら決め切らなきゃいけない。あとは守り切るところも」

7月6日の再開以降、どんなサッカーを見せていきたいでしょうか。

「今は身体はキツイですけど、そこは監督やコーチが考えてやってくれていることなので、今はできることをしっかり、毎日やるしかないと思っています。湘南スタイルがある中、これまでやってきたことを大事にしながら自分を出せればいいと思っています。本当にシュートを打つことだったり、貪欲になること、点をとることを考えてやっているので、公式戦の中で出していけたらと思います」

ゴールへの想い強く、再開後の試合に臨みます。ぜひ、ご期待を!