馬入日記

【馬入日記:6月12日】梶川選手インタビュー「最後にみんなで笑えるように」

今日は梅雨らしい天候の中での練習。
雨・風関係なく、ボールを使ってみっちりトレーニングを行いました。

練習後、梶川選手に話を聞きました。
まずは、練習再開後の厳しいトレーニングについては…
「このチーム、走れる人の多さで言ったらすごいと思います。それにみんなすごく意欲的だし。走るのはキツイですけど、始まったらみんないい声を出してやってるので、それはこのチームのホンマにいいところやなと思います」と。

「ここまでの試合で、僕自身足が攣ったり、攣りそうになってチームに迷惑をかけたこともあった。攣りかけて運動量が少なくなってしまうこともあったので、最初から100%で走って、最後まで走り続けることができなければいけないと思っています。そのためには、今のような練習をしっかりやること。本当に自分との戦いだと思うので、そこで負けないように。あとで自分に返ってくるよ、と言い聞かせながら走っています」と梶川選手。

改めて開幕からの試合を振り返ると…
「うちが走らされるという展開がすごく多いと思うんですけど、こうやって練習で走ってみると、みんなが走れるということを再認識しました。残り15分というのを課題にしてやっている中、走りで克服することも大事だと思いますし、あとはもっとミスを少なくすることも大事だと思います。ひとつのパスにもこだわってやっていきたいし、それによって走れることが活きて、後半に相手を上回れると思います」と。

印象深い試合は?と聞くと「個人としては、ピッチに立って勝てたナビスコの清水戦は嬉しかったです。みんなで戦って勝利できたという試合だったので印象に残っています。初めてJ1で得点できた鳥栖戦も自分の中では残っている試合です」と。

試合での経験はもちろんのこと、多くのことを感じる毎日です。
「成長できているかは分からないけど、毎試合自分の中では課題をもってやっていて、それができたか、できなかったかはしっかり考えるようにしています。いろいろ悩みながらという時もありましたけど、悩んだり考えたりしなければ成長できないと思うので、毎試合毎試合、本当に成長するためのいい機会だと思っています。この舞台でやれていることで、毎回必ず得るものを見つけられてると思います」

再スタートとなる7月。リスタートまであと半月と少しです。

「これまで、湘南のサッカーに慣れるというか、ついていくのが必死だったところがありました。引っ張ってもらってたと思うし、ついていかなければいけないという感じだった。でも今後は、もっともっとプレーに責任をもって、自分がこのチームを引っ張っていくというくらいの気持ちでやらないと、チームのただのヒトコマになってしまうし、個人的にももっと上を目指すうえで、成長できないと思う。責任感をもって引っ張っていくつもりでやっていきたいと思います」

どんな練習も、明るく元気に取り組む姿。
馬入での選手たちはいつも前向きです。

「これだけ厳しいことやってますし、どのチームよりも走ってるんちゃうかなと思ってので、あとはみんなでやってることをピッチで出すだけだと思います。自信を持ってピッチで戦いたい。簡単に結果がついてくるなんて思ってないけど、やっていることは間違ってないと思うので、最後にみんなで笑えるように、この厳しい期間をしっかりやっていきたいと思います」

※ちなみに公式携帯サイトでは梶川選手の「猫」について独占インタビュー!チェックを。