馬入日記
【馬入日記:6月5日】永木選手インタビュー&ハングギョン選手A代表デビュー!
馬入での練習再開2日目。
昨日に引き続き、今日も暑い中でのフィジカルトレーニング。いつも元気すぎる選手たちが、練習後少しだけ静かです。
さて、昨日4日に誕生日を迎え25歳になった永木選手!練習後に話を聞きました。
まずは日々の厳しいトレーニングについて。
「ここまで13試合を終えて感じているのは、最後の15分での失点が多いところ。そこの時間帯は個人としてもチームとしても運動量が落ちていると思う。もっと走れたら逆に点がとれるようにもなると思うし、勝てる要素になっていくと思っています。今のトレーニングは、そこの強化としても大切だし、90分を通してのゲーム体力の向上という部分でも大事なところ。だから、本当にきついですけど、その成果が出ることを信じてやるしかないと思っています」
攻守において自分たちから仕掛けていくアグレッシブなサッカーを体現するために、運動量は全員に求められるところ。
「うちの選手はもともと走れる選手が多いので、さらに磨きをかけることができると思う。今まで以上に走れることがゲームで発揮できれば、練習でやってきたことがよかったと実感できると思うので、中断明けのゲームで前との違いを感じられたらいいなと思います」
去年の春先、運動量豊富に走るサッカーを見て「このサッカーで夏場は持つのか?」と再三言われました。
しかし、実際に夏場も同じように走り切り、戦績自体もよかったのです。
「夏場だからという心配は、今年もしていないです。去年できたという実績もあるし、そういうトレーニングもしているから」と永木選手。
さて、13試合を戦い、率直に感じているのはどんなことでしょうか。
「チームとしては徐々に成長してきていると思う。中断前、なかなか勝ち切れなかったけどあと一歩だった試合も多かった。最初の頃に比べたらJ1に慣れてきたし、J1らしいチームになってきたと思う。でも、そこでまだ勝ち切れていないということは、今までずっとJ1にいたチームの選手よりも個人のスキルの差があるということだと思う。フィジカルの差や判断力の部分、最後のシュート精度やラストパスの精度など、自分も含めてまだまだできていない部分が多いと感じています。そういうところがもっとレベルアップできれば、J1で戦い続けられるチームになると思うし、もっと上を目指せると思う。もっと追究してやっていきたいと思います」
様々な課題を感じると共に、レベルの高い中での戦いに、楽しさも感じているのでしょうか。
「個々の選手の差という意味では、J1とJ2はかなり違うし見習うところもたくさんあります。チームとしてだったらJ2とそんなに変わらないと思うけど、やっぱり最後は個人の差だということを感じます。対戦していて、本当にうまいなと思う選手がたくさんいるので、刺激になるし、自分の目指すものも高くなる。そういう意味では本当に楽しいし充実しています」ということ。
キャプテンとして過ごした5ヵ月間で何か変化はあったのでしょうか。
「うーん、多少大人になったかなと。他の人からは思われないかもしれないけど、自分の中では少し変化がある。なかなかできる経験ではないので、今もそうですけど今後に向けても絶対に生きてくると思う。いい経験をさせてもらってると思っています」
中断の1ヶ月を切磋琢磨して大切に過ごし、再開は7月6日(土)。ベガルタ仙台との対戦となります。
「確実に今よりレベルアップしていなければいけない。ただ相手もこの中断期間で同じように練習しているし、レベルアップもしてくると思う。そこでひとつでも上にいくという気持ちをもってやらなければダメだと思う。チームのスタイルという意味ではうちはハッキリしているし、そこはさらに磨きをかけながら、まだまだだなというところを伸ばしていかなければ。上位にいるチームや個人で打開できている選手に少しでも近づいていくことが、チームの大きな力になると思うので、そういうところを意識してレベルアップしたいと思います」
チーム力を高めると共に、個々のレベルアップを。それがまたチームの大きな力になることは間違いありません。
さて、昨晩、日本代表は見事にワールドカップブラジル大会の出場を決めましたが、ハングギョン選手が招集されている韓国代表もレバノン代表と対戦しました。
その試合で、グギョン選手がスタメン出場し、ついにA代表デビューを果たしました!!
(50分台に交代していますがケガではないそうです)
試合は1-1の引分け(アディショナルタイムで韓国が同点に追いつく形でした!)でグループ1位に。
しかしまだ韓国代表のワールドカップ出場は決まらず、最終予選はあと2試合残されています。(11日vsウズベキスタン戦、18日vsイラン戦)
ぜひ引き続きのご声援、よろしくお願いします!