馬入日記
【馬入日記:5月20日】悔しさを力に。高山選手インタビュー
6月の中断前、残された試合は2試合。
22日(水)のナビスコカップvs川崎戦、そして25日(土)のリーグ戦vs広島戦。どちらもホームでの開催となります!
明後日には川崎戦を迎えるというタイトなスケジュール。今日はオフ(自主練習)となりました。
前節の大宮戦、1-2で惜敗し、悔しさを隠し切れなかったという高山選手。
改めて大宮戦を振り返り話を聞きました。
「チームとしては、コレクティブにできていたと思いますが、自分がすごく悔しかったのは、1点目に渡邉大剛選手のクロスの折り返しから決められて、2点目も渡邉選手に決められてしまったということ。1点目の時に、J1はこれ1本でやられてしまうなと実感したので、絶対にやらせてはいけないと思っていたのに、2点目を決められてしまった。
その2本をやられてしまったということがめちゃくちゃ悔しかったし、情けなかった」
マッチアップの相手だった渡邉選手。得点シーン以外はしっかり抑えていたものの、「完全に隙をなくさなければいけない」と悔しさが募ります。
ベルデニック監督は試合後、「湘南は非常に組織だったプレーをしているし、自分たちがどうすべきか単純明快なプレーをしていた。球際、切り替え、セカンドボールにアグレッシブ。カウンターはスピーディーでサイドハーフの選手が非常に攻撃的でクロスや突破に優れた選手がいる」と対戦した印象を語りました。
「相手にもたれる時間はあったけど、そんなに決定機を作らせなかったし、特に前半はボールをとって速攻からいいチャンスを作れていたと思う。最後も、あそこを決められていたらという場面もあったので、そういうところはよかったと思います。ただ、自分としては全然よくなかったと思う。中盤の選手がけっこう中に入ってきて、引いてきたと思ったらサイドバックが飛び出してきたりとか、そういうのをうまくやられてしまったという印象がありました。もっとやらなきゃと試合中ずっと思っていたし、試合が終わってからも、もっとやらなきゃいけないという気持ちが強い」
結果を真摯に受け止め、また日頃から謙虚に物事をとらえるところは、高山選手らしさ。
「みんなが同じ方向を向けているという感じが鹿島戦あたりからすごくあって、自分としてはその波に乗り遅れてはいけないと思っていました。みんなが向いている方向から、少しでも外れたら本当に浮いてしまうと思うし、そういった意味で緊張感をもってやっています。いい意味でみんなの足を引っ張ってはいけないと思っています」
そんな中、チームとしての逞しさは、試合を重ねる毎に感じられるものです。
「点をとられてももう1回とろうぜっていう雰囲気もあるし、そういうところはよくなってると思います」と高山選手。
「試合後、悔しすぎて大宮のサポーターが拍手を送ってくれたのも分からなかった。何が何だか分からなかったくらい、その時は悔しかった。でも、今はそれを次にぶつける力にしなければいけないし、次に頑張らなきゃいけないんだと思えた。中断まであと2試合しかない。笑って2試合終えたいです」
強い気持ちで挑む、中断前の2戦。
ぜひ、スタジアムへ!!
※川崎戦試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/81339