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2009Jリーグ ディビジョン2 第42節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第42節
2009年9月27日(日)13:05キックオフ 札幌厚別公園競技場
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1 前半 0 1 後半 0 |
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64 >> 67 | 勝点 | 78 >> 78 |
28分 19 キリノ 71分 19 キリノ |
得点者 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 高原 寿康 | 21 | GK | GK | 32 | 野澤 洋輔 | 0 |
0 | 西 大伍 | 22 | DF | DF | 5 | 臼井 幸平 | 1 |
0 | 吉弘 充志 | 2 | DF | DF | 3 | ジャーン | 1 |
0 | 石川 直樹 | 29 | DF | DF | 19 | 村松 大輔 | 0 |
2 | 西嶋 弘之 | 6 | DF | DF | 4 | 山口 貴弘 | 1 |
0 | 古田 寛幸 | 27 | MF | MF | 21 | 永田 亮太 | 0 |
0 | 芳賀 博信 | 18 | MF | MF | 7 | 寺川 能人 | 0 |
1 | 上里 一将 | 20 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 1 |
2 | 藤田 征也 | 7 | MF | FW | 17 | 菊池 大介 | 0 |
1 | 宮澤 裕樹 | 11 | FW | FW | 34 | 田原 豊 | 1 |
3 | キリノ | 19 | FW | FW | 11 | 阿部 吉朗 | 3 |
– | 荒谷 弘樹 | 16 | GK | GK | 16 | 植村 慶 | – |
– | 柴田 慎吾 | 3 | DF | DF | 30 | 島村 毅 | – |
0 | 砂川 誠 | 8 | MF | MF | 40 | 鈴木 修人 | 0 |
– | ハファエル | 10 | MF | MF | 9 | リンコン | 0 |
0 | 中山 元気 | 13 | FW | FW | 22 | 中村 祐也 | 0 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 8,935人 [天候] 晴、無風 [気温] 19.2℃ [湿度] 32% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 石井 茂己 [主審] 家本 政明 [副審] 岡野 宇広 [副審] 二俣 敏明 [第4の審判員] 村山 勝 [記録員] 村山 勝
野澤選手コメント
自分たちのよかった時間帯に失点したのが痛い。あれで形勢が逆転してしまった。
もっと自信を持って、コントロールしてしっかり繋ぎ、最後のところでダイナミックになればよかった。今日は最後のところで迫力が欠けていたと思う。
負けたからもう一度引き締めていかないといけない。きょうのように、悪くはなかったけど負けたという状況は、気持ちがふわっとしてしまうもの。負けたという事実をしっかり受け止めなければならない。
残り9試合、J1に上がるのはオレたちだという強い気持ちでやらなければ。10年間待
ち続けたサポーターのために、チームのために、自分のために、今まで信じてきたことを迷わずに出し切りたいと思います。
田原選手コメント
勝ちたかったのが正直な気持ち。0-2はもちろん納得いってない。悔しい。とにかく
悔しいという心境。この悔しい思いは次の試合で晴らしたい。負けていい試合はこれからひとつもないという気持ちで、最初から積極的にいきたい。
ミスは減らしていかなければいけない。やっていいミスと悪いミスがある。チャレンジしたミスはいいが、何気ない横パスとかどっちつかずのパスでお見合いしてしまうとか、そういうミスはよくない。でも、そうしたミスは一声で変わると思う。コミュニケーションをもっと積極的に取って、この後の試合に臨みたいと思います。
坂本選手コメント
勝負の厳しさというか、難しさが出た試合だったと思います。
0-1でリードされていても、絶対に自分たちは取り返せると思っていました。2つ目の失点をせずにゲームが進んでいたら最後の最後まで分からなかったと思う。セレッソの時もそうでしたが、追いかけている展開で0-2にされるというのは厳しい。0-1の時に、もっと我慢強くやっていく必要があったかなと感じています。
攻撃面である程度チャンスは作れていたけれど、もっともっとその回数を増やすのが自分たちの仕事。いかにチャンスを多くしてその中で得点に繋げるかだと思います。
本当に悔しいゲームだった。
ただ、これからチームとして何か違うことを試すということもないと思うし、本当にこれまでやってきたことを試合で出すということだと思う。
粘り強く、気持ちを切らさずにやっていくしかない。大丈夫。絶対に大丈夫です。
菊池選手コメント
結果を求めて、スタートから思い切りいこうと思っていました。45分でダメになったとしても最初から走ってチャンスを作ろうと考えていました。ただ、チャンスを作れてもそれを結果に表わすことができなかった。
失点をしても、みんなすぐに切り替えていたしピッチの中でもよく声も出ていたと思います。まだまだいけると思っていました。
自分の飛び出す動きなど特長を出してチームの結果に結びつけたかったですが、できなくて申し訳なく思います。
まだまだ、走る量も質も足りないと思うし、ボールをもらった後の動きなども修正しなければならないところがある。自分らしさも出し切れていないと思います。
プレッシャーのある中でも、しっかりプレーを出し切れるように頑張りたい。
鈴木修人選手コメント
0-2になってしまい、みんな慌ててしまったところがあった。ターゲットがふたりいたのですが、繋ぐのか、それともサイドから崩すのかハッキリせずどちらも中途半端になってしまった。
ああいう場面でも慌てずにやるということが大切だと感じました。
入った時は、自分のワンボランチになったので、ゲームを作ってやると思って入りました。点をとりにいこうと思ったが形にできず悔しい。
自分たちより順位が上のチームだけでなく、順位が下のチームも迫ってきている。札幌も今日の試合でまだまだいけると思ったのではないかと思う。
でも、他のチームのことを気にするのではなく、自分たちが勝つという気持ちが大事。自分たちのことをしっかり考えて、残り9試合、全力でやっていきたいと思います。
札幌 石崎監督 試合後コメント
総評
過去2回、湘南とゲームをしてかなり悔しい負け方をしているので、今日は何としてでも勝とう、と。同じ相手に3回負けることは絶対に許されない、ということで選手が前半から集中して試合に入ってくれたんじゃないかなと思います。前半、サイドからの攻撃というところでキリノがシュートを決めてくれたんですけど、後半、湘南が前がかりになったところで、カウンターで何本かあったと思うんですが、そういうところで確実に決めていかないと厳しくなってくるんじゃないかなと。相手も1本PKがありましたし、ひとつバーに当たったシュートもあった。ああいうところを入れられるとゲームというのはどういう風になるかわからない。相手が前がかりになったところをうまく攻撃でゴールを決められるように、落ち着いてやっていかなければならないと思います。
残りあと9試合ですね。1戦1戦、次も熊本で過去2回負けてますので、確実に勝って次の試合に向かいたいと思います。
質疑応答
-PKを止めたことが大きかったと思うがGKの高原の動きは?
PKもそうですし、後半CKからのシュートも防いでくれた。今までなかなかファインプレーというのがうコンサドーレにはなくてですね、そういう苦しい時にGKがファインプレーをしてくれるとチームが盛り上がるので、そういう意味でも今日の高原は素晴らしかったと思います。
-3戦連続でゼロに抑えたがその理由は?
DFラインとGKとのコンビネーションということと、特に芳賀のところでボールを奪えているのが大きいと思います。
-石崎監督の求めているチームに近づいてきているのか?
いや、やはりまだまだ目指しているところは高いレベルなので、ディフェンスも攻撃もまだまだ改善しなければならないと思います。今日の前半で言うと、相手は4-3-3とかなり真ん中に人が多いのにそれでもまだ真ん中から攻めようとしている、と。なので、相手のシステムなどを考えてやっていけるようにならなければいけない。自分たちの中から発想を出していかなければいけない。
ハーフタイムでサイドを起点にという話をしましたが、そういうところを自然と選手の中から出てくるようになれば、もっとレベルは上がってくると思う。
-監督が伝えていることはできているのか?
やろうとはしていますけど、技術の面で、ミスが出てしまう。そういうところのレベルを上げていかなければいけない。
ただ、それをやらなければ分からないと思う。今日も何度かイージーなミスはあったが、それをやろうとする姿勢はみられた。とられた後、切り替えて奪い返しにいこうということもできている。
技術があっという間につくとは思わないが、根気よく技術をつけていかなければ。
-試合の運び方はどうだったか?
そうですね、同じような失敗をしないで、自分たちでボールをキープすることはできてきているんじゃないかと。ただ、上里には言ったんですけど、まだ時間があるのにキープするのは早いんじゃないのと。キープする格好でシュートまでっていくなどのずる賢さが必要だったと思う。
失点ゼロで3試合終われたことは素晴らしいことだと思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
残り20分はオープンな展開になってしまったというか、させたような感じでしたが、それまではどっちが得点して、うちにとっては逆転することもできるゲームだったかなと感じております。
今の我々の実力はこのゲームで出している部分なんですけど、もう1度、自分たちを締め直して続けていくしかないと感じています。
質疑応答
-後半、カウンターを受けた場面などを見るとフィジカル的に難しかったのではないかと感じたが?
コンディションの問題は特にないと思います。夜に移動してきて昼間のゲームだったので、それはまあ準備万端な札幌さんに比べると不利なんですけど、それはまぁアウェーの洗礼ですので。
当然、走るのに自分の自陣に戻って走るのと、ゴールに向かって走るのでは100人中100人、ゴールに向かって走るほうが足が上がるわけで、フィジカル的には大きな問題はないと思います。
人数が、うちが前にかけているだけ走らなければいけないので、その回数が多くなれば当然疲れますから、そういうことはないと思います。
-惜しいシュートもあったが、攻めあぐねていた印象だがそ要因は?
うちのほうがビルドアップのときに持たされているような状況だったのは間違いないですね。縦のボールが入ったところに中盤の3人が挟みこんでボールを奪うというところで、そこでビルドアップのテンポを作れなかった。テンポを作れないところに軽率なプレーで奪われてしまったという、札幌さんにとっては理想的な展開でしたね。
そこをどう打開していくか、中盤のアイディア、数的優位、最後のところの崩しは乏しかったと思います。ボールの保持者と受け手だけの関係ではなかなか得点はとれないですから。相手は最後までラインの統率をして崩さなかったし、我々は崩すことができなかった。これはもううちにはC・ロナウドがいるわけではないので、個人の力というよりも、全員の力で2人、3人と人数をかけてやっていくという根本的なスタンスを変えずにやっていければと思います。