馬入日記

【馬入日記:3月12日】3週連続ホームゲーム!菊池選手インタビュー

先週土曜日のサガン鳥栖戦から、今月は3週連続のホームゲームとなります。
16日にはリーグ戦第3節の清水エスパルス戦が、23日にはヤマザキナビスコカップ予選の大宮アルディージャ戦が行われます。

再びホームで戦える今週末の清水戦に向け、チーム内では再び激しい競争が繰り広げられています。

チームが始動して少し経った1月末、練習中に負傷した菊池選手。タイキャンプに行くこともできなかったのですが、開幕を目指してリハビリを続けてきました。

「ケガをしてからずっと開幕戦を目標にやってきたので、なんとか間に合って、メンバーに入れたことは自分としてもすごく大きかったし、次の試合にスタメンで出られたことには手ごたえがあります。自分にとっては、ほとんど初めてというくらいの長めのケガでした。時期も時期で、最初は落ち込んだんですけど、トレーナーの皆さんの支えやリハビリ中の仲間も含め、みんなで一緒に頑張ってこれたからピッチに立てたんだと思います。いろんな人に感謝しているし、そういう気持ちはピッチで表現したいと思っていました」

復帰直後から、しばらく離れていたとは思えないようなキレのある動きは目を見張るものがありました。

「復帰したての練習試合の時などは、意識的に多く走りました。そういうのも繋がっているのかなと思います。少しサッカーから離れて、復帰できた時に、自分はやっぱりサッカーが好きなんだなと改めて思ったし、祐也さん(中村選手)はじめリハビリを頑張っている選手の気持ちもすごく感じられた上でプレーするというのは、自分にとっても大きいと思います」

さて、スタメン出場を果たしたサガン鳥栖戦。どんな印象だったでしょうか。

「正直体力的にはかなりキツかったです。そういう中、相手のやることに対して自分たちがやらなければいけないことはやれていたと思うし、守備の踏ん張りに攻撃が応えるだけだったと思う。守備陣の頑張りは、前線の選手が見るとやらなきゃいけないなという気持ちにさせられた。本当にそういうプレーに勇気づけられたし、こういうプレーが大事なんだなと改めて感じました」

攻撃に関しては…
「久しぶりにコバショウ(古林選手)と組みましたが、よさは分かってるので、うまく使うところは使って、ドリブルするところはいってと、いい関係でできていたと思います。もっと二人の精度を高めていければ相手に嫌だと感じさせられると思うので、そこは追及してやっていきたいと思います」ということ。

2010年は草津に期限付き移籍していたため、J1のピッチに立つことは今年が初めてとなります。感慨深いものはあったのでしょうか。

「カテゴリーが変わってレベルの高いリーグになったことで、気持ちの面で緊張したり、J1だなという気持ちになるかと思ったけど、正直そういうものはなくて、変わらずサッカーを楽しむというか、向かっていこうという気持ちが強いです。J2でもJ1でも、自分たちのスタイルを相手に対して貫けるかが一番だなと感じてやっています」と。

いい面が出ているだけに、湘南のスタイルで勝ち切る、ということを次こそ成し遂げたいところです。

「湘南スタイルを出せている時は多くあると思うし、そういう時にもっと、この間であれば1点を取った後などに、追加点を奪うとか、より質を上げてやっていきたいと思います。鳥栖戦もそうでしたが、一瞬のチャンスで決め切る力がある。自分たちもしっかり決め切ることが大切。昨日に関しても2点目がとれればうちのゲームにできたと思うのでそういうところはやっぱり突き詰めたいです」

今週末は再びホームゲーム!清水エスパルスを迎えます。

「清水はうちと同じですごく若いチーム。知っている選手もいるし、負けたくない。ホーム開幕のスタジアムの雰囲気がすごくよくて、サポーターの皆さんの後押しによって、本当にその声にうまく乗って、気迫のこもったプレーが多く出たと思う。次も気迫ある戦いをしたいと思います」

16日も熱いご声援、どうかよろしくお願いします!