【馬入日記：2月9日】FC東京と練習試合！宇佐美選手インタビュー

タイキャンプが終了し、チームは7日に無事に日本に帰ってきました。
「9日までがキャンプという位置づけ」と監督が話していたとおり、昨日8日は馬入でみっちり2時間のトレーニング。
そして、今日は小平でFC東京との練習試合を行いました。

タイで8試合戦い、帰ってきた翌々日の試合ということで、疲労はピークに達していたと思いますが、今日は45分を3本行いました。（3本トータルで1-4で敗戦）

試合後、宇佐美選手に話を聞きました。

「試合を重ねていることで、だいぶみんなのコンビネーションは合ってきていると思います。タイでやってきたことを、今日は出せなかった部分もあるんですけど、課題が出たのでこれからしっかりそこを詰めていければと思います」

宇佐美選手自身はDFラインの一角として奮闘中。
「今まで3バックをやったことはなかったんですけど、戦術的な部分は、頭では理解できているので、実戦を重ねる中で自分のものにしていきたい。まだ頭の中で分かっていても身体が動かないというところがあるんですけど、タイでもかなり実戦をこなすことができたので、頭の中のものを試合で発揮するだけだと思います。3バックの面白さはすごく感じています」

また、3バックの中では「役割という意味では真ん中とサイドではかなり違います。真ん中はやることがはっきりしているので分かりやすい。サイドはパスを出すタイミングや自分が出るタイミングなどまだ学ばなければいけない部分はあります。でも、自分としてはどこでも変わらずにやりたい」と意欲的。

そして、選手同士のコミュニケーションの深まりは、キャンプを通してかなり感じられるものでした。

「みんなの個性とか、動き出しやどういうプレーをしたいかというのはだいぶ分かってきました。自分もこういうことをしたいというものをもっと伝えられればと思います。続けていくことで、信頼関係がまた深まるんじゃないかと思います」

…と、話していたところで岩上選手が近くを通り、宇佐美選手にチャチャを入れてきて、二人は楽しそうにやりとりしていました。「2コ下やのに、ホンマバカにしてくるなぁ（笑）」と宇佐美選手。

「こんな風にみんなフレンドリーだし、自分も気を遣われるの嫌なので、ああいう感じ（←岩上選手）できてくれたほうがいいですね。ホントにいい雰囲気でできてると思います。それはやっぱり受け入れてくれるほうがフレンドリーにやってくれたのが大きいと思います」と。

ちなみに宇佐美選手は「チャミ」もしくは「チャミさん」と呼ばれています。（昔からの呼び名みたいです）

キャンプ中の練習試合も多かったですが、今後も週に2回（か、それ以上）のペースで練習試合が続きます。
開幕に向け、練習試合や練習を通して取り組みたいことは？と聞くと…
「自分たちのスタイルの精度を上げていかなければいけない。今日もそれは痛感しましたし、精度を上げていくことができれば、自分たちもJ1でしっかり戦えると思っています」と話していました。

　
ところで…
この度、田村翔太選手が日本高校選抜チームの選考合宿のメンバーに選出されました！

今日2月9日から11日まで御殿場にて選考合宿が行われています。

選考合宿後に、2月23日に行われますFUJI XEROX SUPER CUP 2012 「NEXT GENERATION MATCH」のメンバーが発表されることになっています。

さらに、日本高校選抜チームは3月に合宿を経て、「第51回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会」に出場するため3月末よりヨーロッパ遠征を行う予定となっています。

まずは御殿場での合宿でメンバーに選考されるよう、頑張ってきてほしいところです！