馬入日記
【馬入日記:9月7日】もっと力をつけて、もっとタフに
アウェイで行われたFC岐阜との一戦。
悔やまれる前半、ベルマーレらしいサッカーをまったく出せずに先制を許し、後半に建て直して1点を返すも、勝ちきることはできず、結局1-1で試合を終えました。
後半のスタートから試合に出場した鎌田選手。左サイドバックで出場しました。
「今年2回目のベンチスタートで、実際に途中から出たのは初めてでした。ただ戸惑いはなくすんなりと試合に入ることができたと思います。実は、前半の状況が去年のアジアユースの韓国戦に似ていると感じていました。韓国戦の時もベンチスタートで、みんなの動きがよくなかった。それがどうしても重なって、だから、出場することがあれば絶対に流れを変えたいと思っていました。勢いを与えたい、建て直したいと思って試合への意識を高めていたので、後半スタートからと言われても戸惑うことはなかったです」。
後半、チームは見違えるように変わりました。
「アジアユースの時は僕が出てからさらに2失点して負けてしまった。もし同じことを繰り返したら成長していないということだし、絶対にあってはならないと思っていました。とにかくアグレッシブにいこうと思ってプレーしました」と鎌田選手。
後半は立ち上がりから立て続けに攻めの形をつくり、62分には坂本選手のゴールで1点を返します。
その後も攻め続けますが、追加点を奪うことはできませんでした。
「右サイドからは、幸平さん(臼井選手)が何度もチャンスを作っていた。僕ももっと自分から出て行ってチャンスを作らなければならなかった。後半、チームは変わったけれど、あそこを勝ちきることができなければいけない。もっともっとタフになってひっくり返せる力を持たなければ。もっと、力をつけなければいけないんです」。鎌田選手が誓うように語りました。
必死に応援してくれたサポーターの皆さんに、不甲斐ないプレーを見せてしまった前半。
試合後、引分けで終わったチームに対し、選手がロッカーに入るまでベルマーレコールを送ってくれました。その気持ちを真摯に受け止め、次節、重要な一戦・横浜FCとの神奈川ダービーに向かいます。
さぁ、9月13日の神奈川ダービーがいよいよ今週末に迫ってきました!
岐阜戦の試合後、ジャーン選手は「次の試合に向けて選手一人ひとりがやらなければいけない。ましてやホームでの神奈川ダービーということもあるので、言葉でいろいろ言う前に体で、プレーで表現しなければ。準備できる期間があるので、練習に真摯に取り組みたいと思います」と話していました。
熱戦必至!ぜひともスタジアムでの熱いご声援、よろしくお願いします!!