馬入日記
【馬入日記:12月13日】「すべてを出し尽くす」猪狩選手インタビュー
2012年の全体練習最後の日は、FC東京との練習試合が行われました。
小平で行われたこの練習試合の結果は1-2。敗れはしたものの、随所に湘南スタイルを発揮し、手応えもつかむことのできた試合でした。
試合後に監督は「今後はさらに、技術、戦術、メンタルが求められる。来季に向けて、今年最後にそういう確認ができてよかった。いいところと悪いところ、半分半分出た試合だった。1回ボールを失くしたらなかなか返ってこないところなどはやはりJ2とは違うところ。ただ、うちのスタイルを磨けば良さは出していけると感じる試合でもあった」と話していました。
そして、猪狩選手もまた「今のタイミングで、練習試合ができてよかったです」と話していました。
というのも…
「J1のレベルや違いを体感できたので、オフに入るけど、そういう具体的なイメージはなくならないし、そういうものを持ちながらオフに入って、そしてシーズンに入れることはいいことだと思う。1ヶ月くらいオフですけど、そんなにサッカーから離れたくないなと思っています」と。
敵陣でサッカーをする場面が多く、アグレッシブさがしっかり出せていた試合でした。
「でも、やっぱりうまい。結局、失点の場面をみても自分のサイドでやられたんですけど、練習試合でやる大学生のチームであれば絶対に出てこない場面でも、僕の目の前から飛び出てくる形で、その一瞬は全然対応できなかった。結局そういうところだな、と感じたし、そういう細かいところを詰めないと失点になってしまうということは実感しました。そこを感じられたことはよかったと思っています」
改めて、今年のシーズンは猪狩選手にとってどんなシーズンだったでしょうか。
「全体的に言えば、まずJ1に上がれたことは本当に最高なことでした。でも、個人的には本当に悔しいシーズンだった。初めてリーグ戦でスタートから出場できたり、いろんな変化もあった年だったけど、チャンスがあったのになかなかそのチャンスを掴みきれなかったことは悔しいです。ただ、少しケガはあったけど、大きいケガをしてからは久々にフルで一年間やれた年でもあった。それから、いろいろなことを感じるという意味では、プロに入って一番たくさん感じられたかなと思います」
チームはここから約1ヶ月のオフに入ります。
確か去年も「あんまりサッカーから離れたくない」と言っていた猪狩選手。リラックスする時間を持ちつつも、やはり来季への想いは常に頭から離れないのかもしれません。
「来年はさらに厳しい戦いになるし、チーム内も新しく加わる選手も含めてより厳しい競争になると思う。僕自身、ベルマーレの中で古株になってきたし、そういうところでもオン、オフ含めて引っ張っていけるようにしたい。最後、気持ちよく終われるシーズンにしたいから、やれることをしっかりやっていきたい。本当に、すべてを出し尽くす一年にしたいと思います」
すべてを出し尽くす一年に。
オフを挟んで再スタートを切るチームが、今から楽しみです.
ところで、毎週水曜日に生放送のJ:COM湘南「みんなのベルマーレ」、今週は永木選手がゲスト出演しました!
チームの話、永木選手自身の話、愛すべきチームメイトの話などで盛り上がり、あっという間の30分でした。
(写真の名良橋さんは、オフを羨ましがっている表情です)
そして、来週19日の放送が年内最後の「みんベル」放送日となりますが、19日は…
「2012ベルマーレクイーン」の井上ゆりな、大熊未沙、小原美緒、田代有希の4人がスタジオに登場します!
4人の卒業イベントという意味合いも含めての生出演となりますので、ぜひご覧ください!
そして、直にご観覧いただけますので、ぜひ遊びにいらして下さい。
ジェイコムスタジオはJR辻堂駅から徒歩5分です(駅から北側へ、テラスモール湘南を越えたあたり)。ぜひスタジオにもお出かけ下さい!
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http://www.bellmare.co.jp/69603