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2009Jリーグ ディビジョン2 第35節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第35節
2009年8月23日(日)18:04キックオフ 平塚競技場
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0 前半 0 1 後半 1 |
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66 >> 67 | 勝点 | 66 >> 67 |
58分 11 阿部 吉朗 | 得点者 | 62分 9 中原 貴之 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 野澤 洋輔 | 32 | GK | GK | 16 | 林 卓人 | 0 |
2 | 臼井 幸平 | 5 | DF | DF | 25 | 菅井 直樹 | 0 |
0 | ジャーン | 3 | DF | DF | 6 | エリゼウ | 0 |
0 | 村松 大輔 | 19 | DF | DF | 3 | 渡辺 広大 | 0 |
0 | 山口 貴弘 | 4 | DF | DF | 27 | 朴 柱成 | 0 |
0 | 田村 雄三 | 2 | MF | DF | 8 | 永井 篤志 | 0 |
1 | 寺川 能人 | 7 | MF | MF | 7 | 千葉 直樹 | 1 |
3 | 坂本 紘司 | 8 | MF | MF | 11 | 関口 訓充 | 1 |
0 | アジエル | 10 | FW | MF | 10 | 梁 勇基 | 2 |
2 | リンコン | 9 | FW | FW | 13 | 中島 裕希 | 0 |
1 | 阿部 吉朗 | 11 | FW | FW | 19 | サーレス | 1 |
– | 植村 慶 | 16 | GK | GK | 1 | 萩原 達郎 | – |
0 | 島村 毅 | 30 | DF | DF | 5 | 一柳 夢吾 | – |
0 | 永田 亮太 | 21 | MF | MF | 17 | 富田 晋伍 | 0 |
– | 原 竜太 | 20 | FW | FW | 18 | マルセロ ソアレス | 1 |
0 | 中村 祐也 | 22 | FW | FW | 9 | 中原 貴之 | 1 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 12,670人 [天候] 曇、弱風 [気温] 26.9℃ [湿度] 73% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 川北 信幸 [主審] 木村 博之 [副審] 高橋 佳久 [副審] 青木 隆 [第4の審判員] 榎本 一慶 [記録員] 亀井 信也
リンコン選手コメント
まず、1年ぶりに平塚競技場でプレーできたことを本当に嬉しく思っています。しかも、仙台との直接対決でこれだけ多くのサポーターが見守ってくれている中で先発出場ということだったので強い気持ちで入りました。残念ながら勝つことはできませんでしたが、両チームとも最後の最後まで集中力の途切れない気持ちの入ったゲームだったのではないでしょうか。ブラジルのダービーマッチのような、ゾクゾクするような試合でした。
これからの試合は簡単な試合などひとつもないと思います。それはうちだけではなく他のチームにとっても同じ。J1昇格という目標に向かってチーム一丸となって戦っていくだけです。
(サポーターへ)久しぶりにベルマーレのユニホームを着て闘ったゲームでこんなに多くのサポーターの皆さんが集まってくれて心から嬉しかったです。これから残り試合、自分たちは目標到達に向かって全身全霊で闘っていきますのでこれからもよろしくお願いします。
坂本選手コメント
勝ちたかったので残念ですけど、ここから第3クールに入ってみんなで戦っていくぞという気持ちを出せた試合だったと思います。
全員で今日の気持ちと今日の動きを残り16試合で出していければ充分にやっていけるということを感じました。
お互いにセーフティな展開だったと思いますが、これからはそういう戦いが増えていくと思います。そういう時は誰がリスクを冒して攻めにいくのかということなど、普段ずっと攻撃のトレーニングをしているので、堅いゲームが増えてくる中でも自分たちのよさを出せればと思います。
(ポジションが戻りましたが?)中盤のポジションは運動量が必要ですが、試合中休む時間なく動き回っているほうが僕はいいのかなと思います。
阿部選手コメント
気持ちで決めました。テラさんからいいボールが入って形になったのでよかったです。
点をとれたことは嬉しいですが、やっぱり勝てなかったので…。本当に悔しいです。
接戦になっているので、気の抜けない試合が続きますが、うちはチームワークは負けないと思うので、最後にみんなで笑えるように頑張りたいと思います。
田村選手コメント
あの失点は自分の責任です。前回の対戦の時に同じ形で中原選手にやられているので注意していたのですが、またやられてしまい、本当に悔しいです。
とれなかった勝点3をどこかで僕が取り返さなければいけないと思っています。
本当にたくさんの人に来ていただいて、そういう時に勝てれば一番よかったのですが。でも、本当にいい雰囲気の中で試合をやらせてもらいました。
緊張感のある試合があと16試合続きますが、気持ちが少しでも切れたところが落ちると思う。
最後の戦い、本当に気持ちの入った試合をしていきたいと思います。
村松選手コメント
中原選手の一発がなければ、ディフェンスはほぼ完封に近い出来だったと思います。
(失点の場面は)交代があり一瞬集中が切れてしまったのかもしれません。
攻撃面では、リンコンに当てた後、誰もいなかったのがもったいなかったと感じました。ただ、そこはもっと練習を重ねていけば問題ないと思います。
自分自身は、毎試合戦うごとにゲームを読む余裕が出てきたかなと思います。
寺川選手コメント
緊張感のある試合で、みんなが気持ちをもってやっていたと思います。
失点のやられ方が悔しい。進歩しなければいけない。
(得点シーンは?)阿部ちゃんがスペースに入ってきてくれたので、いい具合に繋がってよかった。
毎年最後までもつれるので、落ち着いてやりたい。一生懸命、いい緊張感をもってやるだけです。
仙台 手倉森監督 試合後コメント
総評
湘南が前回草津に負けて4バックに戻してくるだろうというのは予測がついていました。よかった時の湘南に戻りたいというところで、寺川もスタメンに復帰させてきた。お互いベストメンバー同士の対戦で、勝った方が首位ということも考えれば、少し重苦しい試合になることも予測していました。
僕らとしてはアウェイでの戦い方というところで、相手のリズムのときに辛抱強く守備する、そして隙を突いて攻撃するということを90分コントロールしてやれたと思います。ただ、ディフェンディングサードでミスが起こるとやはり失点してしまう。できれば、あのミスがなくて、中原のゴールで1-0で終わるのが我々のゲームプランでした。いずれにしても、上位対決で相手に勝点3を与えなかったことと、勝点1ずつを分け合いましたがアウェイで取れたことをよしとすること、そして首位奪取を逃したという悔しさを胸に常に置いて、残り16戦、一戦一戦、戦っていきたいと思います。引き分けてお互いに勝点67、対戦成績も1勝1敗1分の五分と、決着をつけることができなかったですが、お互いに頑張っていきましょうと反町監督とも話しました。最後どうなるか、辛抱強い方がJ1に上がれるという話もしましたし、とにかく辛抱強くやっていくだけだと思います。
質疑応答
-今日は後半開始から中原選手を投入したが、サーレス選手のけがの影響もあるのか?
そうですね。前節同様サーレスに行けるところまで行かせようと。中原は途中から出て効果的な選手になっているので、後半は中原でというのはプラン通りでした。
-その中原選手がゴールを決めましたが、評価は。
阿部が最初に決めて、中原が決めて、もうひとつ中原が決めれば前回の対戦の再現だなと、これは何かあるなと思いましたが、そう甘くはなかったですね。いずれにせよ同点ゴールをもう1回頭で決めたことは、彼は十分ストライカーの仕事を務めてくれていると思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
この勝点1をどう思うかというところだと思いますが、我々としてはベストを尽くしてやったと思います。(仙台は)非常に手堅いチームなので、お互いに集中力の欠如から生まれた1点だったと感じます。ああいうところで、隙を突いた部分もありましたが、隙を突かれてしまった部分もある。これができればチームが上昇していきますが、なかなかそうできないのがサッカーの難しいところ。
ただ、今日は最初からエンジン全開で本当によくやったと思います。この戦いをあと16試合やっていけば必ずいい方向に進むのではないかと思わせる、第3クールのスタートだったと思っています。最後、手倉森監督ともお互いに頑張りましょうという話をしましたが、お互いに上位で終われるように、またこれから頑張っていこうという気持ちです。
質疑応答
-リンコン選手を起用しての印象は?
最後の20分ぐらいは、ボールを収めてはたいてから次が出て行かなかった。でもそれは今週来たばかりで試合前にあくびしているような状態ですから難しかったですね。ただ、なぜ最後まで使ったかというのは、相手はコーナーキックで11点取ってるわけですから、戦術的にストーンを置かなければニアのところで崩されてしまう。代えるなら島村でしたが、もう1点取れば、というかあと10分粘れば、中原に島村を付けるつもりでした。ということで、リンコンには前の起点も含めて頑張ってもらいたいと思いました。及第点を与えていいと思います。
-今日は4バックに戻したが?
第2クールの苦しい時に少し配列など変えましたが、我々はあくまでも攻撃的姿勢を他のチームよりも出していくという前提でシーズンを始めています。要するに原点回帰。もう一度ここで見直して、自分たちのよさを全面的に強い相手にも出していこうと。今日はその意味ではかなりリスクを冒しながらもいい方向に進んだと思いますが、やはり最後のところで向こうも堅い。
また、中盤でボールを繋ぐというよりも、前半は2トップが真ん中から斜めに走ってサイドで起点をつくる、後半は出てきたオレンジか赤色のスパイクを履いてる選手にボールをどんと蹴るということだった。苦労したし、セカンドボールを拾われた時ぐらいは危なかったが、他は自分たちのリズムでできたのではないかと思います。