馬入日記
【馬入日記:11月2日】“一致団結”阿部選手インタビュー
今週末はいよいよホーム最終戦。(4日16:00キックオフ)
例年よりも1ヶ月早いということもあり、開幕からここまであっという間のシーズンという印象の方も多いのではないでしょうか。
前節の富山戦は複数得点であり、無失点に抑えた試合。勝利と共に、ゼロに抑えたということは大きな成果でした。
練習後、阿部選手に話を聞きました。
「この間の富山戦は、風や雨が強くて難しいコンディションでしたけど、富山戦に向かう1週間のトレーニングで気持ちの入った練習ができていて、それがそのまま試合にも出せたと思います。ここ最近、悪い試合じゃないけど勝ち切れないという試合が続いていたので、“悪くない”じゃなくて“いい”にしようという気持ちでした。そういう気持ちをみんなで持って、練習から球際の厳しさや最後まで追いかけるプレーなど、そういうことをずっとやってきた。富山戦で、後半の苦しい時間に祐三(岩上選手)が相手陣内でスライディングしてスローインにするとか、そういうシーンが物語っているなと思うんですけど、苦しい時間に敵陣でそういうプレーが出るというのは、練習から意識してやってきたことが出たんだと思います」
勝ち切れない試合が続いた中での大きな一勝。
難しいコンディションの中でも強い気持ちを感じる90分でした。
「無失点は久しぶりだったので嬉しかったです。DFラインとは難しいプレーをしないということを確認し合っていました。前半からうちのセットプレーの機会が多かったんですけど、その時のカウンターには気をつけていました。航(遠藤選手)が代表で抜けましたが、今年何度もそういう試合はあったし、うちは誰がレギュラーということもないので、誰が出ても不安はまったくなかったです」
富山戦の試合後、曺監督は「僕たちはGET3に立ち返ってやっていくしかない。最後まで信じたスタイルを貫いて、相手チームに対して全力でかかっていけるような形をとっていきたいと思います」と話していました。
“GET3”
何度も何度も、全員でその言葉を口にしてきました。
「GET3に立ち返って勝点3がとれたことはすごく嬉しかった。僕自身は、もうひとつ上のレベルで挑戦するにはまだまだ足りないところがあるけれど、ちゃんと向き合えば修正できる課題だと思う。だから馬入での自分次第だと思っています。課題を克服するための馬入での毎日が大切だと思っています」
さぁ、LAST2試合です。
日曜日は、ガイナーレ鳥取を迎えてのホーム最終戦となります。
「自分たちのスタイルを出すというところに尽きます。気持ちの部分では“昇格したい”という強い想いをプレーに出すということ。こういう時期になるほど、それは大きな要素になると思います。富山戦の時、相手は高いボールを放り込んでくる形になっていったけど、千葉戦で放り込まれてやられたこともあったので、みんなの最後の身体の張り方とか、1回跳ね返した後の集中力はすごかった。どう守るかというよりも、どれだけ歯を食いしばって目の前の状況を戦えるかなんだと思う」
想いは強く。いざ、挑みます。
「ベルマーレを取り巻くすべての人たちと団結して、一戦必勝で臨みたい」
※鳥取戦の試合情報はこちら
http://www.bellmare.co.jp/66080
※11月7日(水)「みんなのベルマーレ」に阿部選手生出演!
http://www.bellmare.co.jp/66914
9月3日の練習試合中に負傷し、右股関節関節唇の損傷で全治6ヵ月と診断されました。10月3日に手術を受け、ちょうど1ヶ月です。
元気に前向きに、懸命のリハビリ中。
サポーターの皆さんにも心配をしていただいていますが、岩尾選手はじめ、馬場選手、中村選手も皆、頑張っています!